おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部3回生の木村英です。
今日はクリスマスイブですね!ほろよい1缶呑んだら、ひさしぶりってこともあるのかめちゃくちゃぐ~~ってなってしんどくなったので、ほんとお酒弱いんだなぁと思ってます。慣れたらある程度は呑めるんでしょうけど、恒常的にお酒がある家でもないということもあり、あんまり興味もなかったりするんですよね~~~。
さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。85です。もう終わりが見えてきていますよ。はこはこ。以下テンプレ。
このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。
いつもはチャレンジするにあたり、縛りをつけています。が、今回はちょっと①はなしで。
お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。
台詞は「俺が嫌なんだよ」です。キャラの都合上、一人称は「僕」に変えさせていただこうと思います。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!
人物設定(執筆後作成)
- 明貴(あき):神様に恋した青年。氷和がいてもいなくてもどっちでもいいけど、自分のことは忘れてほしくないとずっと願っている。
- 氷和(ひより):氷の神様な少女。明貴からもらうなら雪のひとにぎりでもなんでもいいけど、それを言うのはさすがに恥ずかしくなるから言っていない。
明貴「……はぁ、さむ。君は寒くないのかな、この気温。……アイス、嫌だったかな」
(♪足音)
明貴「……この階段、雪積もらないの、なんでなんだろ。君きらいだっけ、雪。はー……さむい……君の季節なのに、きらいになりそう……。……はぁ、やっと着いた」
氷和「おつかれさん!」
明貴「……は?」
氷和「こんばんは、明貴くん」
明貴「……え、本物?」
氷和「本物だよ、触ってみる?」
明貴「うん」
氷和「即答なんだ、どうぞ」
明貴「いや、ちょっと待って。近づいたら消えるとかない?」
氷和「ないよ」
明貴「……え、……ほんと……、ほんとに氷和なの?」
氷和「触って確認してみてよ」
明貴「……、近づいても氷和だ」
氷和「もー呆けてないで! ほら、もう私から握っちゃお!」
明貴「わ!?」
氷和「ほら、ぎゅー!」
明貴「ま、待って、気持ちが追いついてないから!」
氷和「そんなこと知らなーい。あ、明貴くん、手すっごく冷たいじゃん! 手袋しなよ」
明貴「手袋したら、君の冬を感じられないだろ……」
氷和「……ふふ、そういうことなの? でも私は明貴くんが風邪引いたりしちゃわないか心配だよ」
明貴「それでもいいよ、君がいないんだから」
氷和「もー、いつもそうだったの?」
明貴「氷和が知らなかっただけさ」
氷和「そうだったかー」
明貴「……え、なんでいるの? 冬って、休んでるんじゃ」
氷和「うん、そうなんだけどね~。今年はあんまりお願い叶えられてなかったから、休憩時間短く済むっぽいんだ」
明貴「じゃあずっといられる?」
氷和「ごめんね、実はそれはむずかしいんだ。今日はとりあえず起きてきたってだけ」
明貴「そうなんだ……なんで、今日?」
氷和「そんなの決まってるじゃん」
明貴「なに?」
氷和「だって、今日はクリスマスでしょ!」
明貴「あぁ……氷和、君ってイベントの日付覚えてたんだ」
氷和「あーっ! ひどいこと言う~」
明貴「だって、君、夏にしか起きてこないから」
氷和「春もちょこっといるよ」
明貴「黙って」
氷和「ひどい。でもめげないよ、私は。ね、今日はクリスマスだね」
明貴「……そうだよ」
氷和「ふふ、明貴くんもさすがに毎日ここに来てるわけじゃないんでしょ?」
明貴「まぁ、さすがにね」
氷和「うん、今日は来てくれるかな~って思ってたの」
明貴「……なんでさ」
氷和「クリスマスってことは恋人たちの夜だからでしょ! もう、わからず屋!」
明貴「わからず屋は君の方だろうが」
氷和「うっ、まぁ? そう言われたら私も返せる言葉はそんなにないけどさ~?」
明貴「じゃあ……なに、君はまた寝るの?」
氷和「うん? うん。今日が終わればまた寝るよ。ごめんね?」
明貴「……今日は朝から起きてたの?」
氷和「お昼ぐらいからかな」
明貴「……もっと早く来れば良かった」
氷和「はは、今から一緒にいてくれたらそれでいいよ?」
明貴「僕が嫌なんだよ」
氷和「……またね、また起きてくるから」
明貴「アイス、いる?」
氷和「え、ダッツ?」
明貴「もちろん」
氷和「やったー! ありがとう、明貴くん」
明貴「うん」
氷和「もしかして毎年持ってきてくれてた?」
明貴「うん」
氷和「え~もったいないことしてるなぁ」
明貴「そうだよ。全部僕が消費してるけど」
氷和「え、いいな」
明貴「今後は毎回持ってくるよ」
氷和「いいよいいよ、また今度起きたときにで」
明貴「それじゃあいつかわからないだろ。イベントがなくても起きてきて」
氷和「……うん、わかったよ。ありがとう、明貴くん」
明貴「うん。好きだからね」
まぁチャレンジ成功ということでよろしいでしょう!
覚えてる方は果たしていらっしゃるのでしょうか。実は第2作目のキャラクターたちのお話だったんです。懐かしい。2022年1月23日、もう約2年前のお話になるようです。ひえー。
クリスマスなので、せっかくなら明貴くんにも良い思いをしてほしくなったので書いてみました。階段に雪が積もらないのは氷和の気遣いです。この神社に来てくれるあなたがけがをしませんようにと。あったかい夜になってればいいですね。
さて、あなたもこのクリスマスに、会いたい人に会えますように。キラキラで、あたたかな日になりますように。どんなひとにも、ほんのすこしの優しさが舞い降りますように。どうか、素敵な日をお過ごしください。
それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!
お酒は呑める範囲で楽しみましょう。私との約束だぞ。
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