ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第45作目

おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部2回生の木村英です。

ただいま生協の学食では中国・四国フェアをしていますね!私は週に2日食堂でお昼ごはんを食べるのですが、麺好きなので1日目は汁なし担担麺を食べました。やっぱり麺類は汁ありがいいですね(焼きそばその他を除く)。おいしかったです。それで鶏肉も好きなので、2日目は生協さんもおすすめの阿波尾鶏の焼き鳥丼を食べようとしてたんですね。さて当日、食堂に行ったら、クリスマスフェアのメニュー表に書かれたごま味噌ラーメンがあったのでそれを注文しました。麺好きなのでね……。


さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。第45作目!45はかっこいい感じがします。ピンクに近い紫と黒のチェックって感じ。以下テンプレ。

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。

名前メーカー様:ここで「名字の珍しさ:やや珍しい」だけを指定して出てきたお名前を、登場人物の1人として出します。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

今回は①名前:豊川記葉(とよかわきょう)、②「不器用な奴だよなぁ」です。今回は女性名です。さっぱりしてそうなお名前。かっこいい。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(執筆後作成)

  • 豊川記葉(とよかわきょう):途中で物語の方向転換をしたら表情乏しめの女性になった。「人のためではなく自分のため」で動いてる。
  • 白木(しらき):豊川さんと静さんの先輩。色々と考えて今はちょっとキャラぶれ気味。それが後輩にバレてる上に見守られている。
  • 静(しずか):静かではない豊川さんの同期の女性。「静」は名字だが、おそらく家系的にも静かではない。

白木「あ、豊川さん、おつかれ~、あの書類ってどこまで進んでる? 今日提出してくれるとありがたいんだけど」
記葉「終わってます。もう課長に提出しておきました。課長から白木さんに渡しておいてと言われた書類を机の上に置いておいたのでご確認ください」
白木「お。早いなぁ、おつかれさん。さんきゅ。そうだ、あそこのコピー機の具合が悪いんだけど、直せたりしない?」
記葉「さっき見ましたが、ただの紙詰まりでしたよ。もう普通に使えると思います」
白木「おお。じゃあさ、か……フェラテの方だっけ、コーヒーに牛乳入れたやつのさ、あれ、ラテアート? できる?」
記葉「簡単なものならカフェバイトしてたときに学びましたね。あとラテアートがあるのはカプチーノです」
白木「おおお。すごいなぁ」
記葉「最後の質問なにかに関係ありました?」
白木「さすがキヨウさん」
記葉「記葉です」
静「豊川さぁん!」
記葉「静さん」
静「ちょっと相談があるんですけどいいですか~!」
記葉「今日はどうしたんですか?」
静「パソコンが、パソコンがぁ~!」
白木「静さん、また豊川さんに頼ってるのか?」
静「げ、白木先輩」
白木「おまえいっつもテンパって変なとこ押しまくるのやめたらどうだ?」
静「なにもしてませんよ!」
白木「なにもしてなかったらなにも起こらないんだよ機械っていうのは」
静「そ、それは前に豊川さんに言われたから、ほんとに今回はなにも触らずに来たんです!」
白木「じゃあ、今の時代ネットでなんでも出てくるような社会なんだから、調べたら?」
静「それはもうやりました、そしたら悪化したんですっ! 先輩には機械音痴の悲しい運命を知らないでしょっ」
白木「はぁそれはかわいそうな運命だなぁ」
静「もー先輩は黙っててください!」
記葉「まぁまぁ、落ち着いてください静さん。白木さんも言い過ぎですよ」
白木「そうかねぇ」
静「豊川さん~!」
記葉「はい、聞きますよ。デスク戻りましょうか」
静「ありがとうございますー!」
白木「なぁんか便利に使われてるように見えんのは俺だけかねぇ」

記葉「……はい、これでどうでしょう。データ復活してますか?」
静「……わ、わっ、そう、これ、報告書、ここまで書いてたんです! 豊川さんありがとう~!」
記葉「これは……たしかに最終段階でしたね。よかったです」
静「また菓子折り持っていきます……」
記葉「ふふ、静さんの持ってきてくれるお菓子、どれも素敵で美味しいので楽しみにしてます」
静「自称ここらへんのお菓子マスターなんで私!」
記葉「うん。公称してもいいほどですよ」
静「それほどでも~」
記葉「でも……やはりダメですよね。静さんからお菓子もらいたいがために、全くPCトラブルの対処法を教えてないだなんて」
静「え? いいですよ~私がいいって言ってるんですし」
記葉「ですが、あんな風に静さんが責められてしまうのは私の本意ではないですし」
静「責められ……? あぁ! 白木先輩のですか? あんなの全然大丈夫ですよ~。なんかこう……戯れ? みたいな感じですし」
記葉「そうなんですか?」
静「そうなんです。あのひと、豊川さんが中途採用で来てから焦ってるんですよ」
記葉「焦ってる?」
静「豊川さん、白木先輩と年齢1つ違いですよね? 今はまだ勤務年数が浅いから豊川さんが後輩になってますけど、来年役職与えられてもおかしくないってのが人事部の子たちで今持ちきりの話です」
記葉「そんなに……?」
静「ですです。あ、豊川さんこのクッキーおいしいんですよ、あげます」
記葉「あ、ありがとうございます。……でも、それがどうして白木さんのあれが戯れになるんですか?」
静「え~っと、その、なんて言うんだろ、先輩、不器用な人ですからねぇ。キヨウさんと違って」
記葉「記葉です」
静「こう、威厳があるように見せているんですって」
記葉「……威厳」
静「はい。不器用でかわいらしいでしょ? だからちょっとキツい言葉遣いされても全然許せますよね~」
記葉「なるほど。だけどあのひとって、剽軽でつかみ所のない感じがしますし、それはそれで先輩感あって、しかも充分先輩として頼りになるんですけどね……?」
静「キヨウさんの器用っぷりに憧れてるんですよ」
記葉「記葉です。なるほど……?」
白木「豊川さん、静さん。パソコン直ったのか?」
静「あっ、噂をすれば!」
白木「噂をすれば……? さっきの今だといい話されてるとは思えないんだが」
静「白木先輩ってかわいらしいですよね~で話はまとまりましたよ」
白木「それもそれで嫌だな。そうだ豊川さん、パソコンのサポートはSEに頼めばいいんだし、あんまりなんでも聞かなくていいんだからな?」
記葉「ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。コピー機だってパソコンだって、直せる人が身近にいるなら使うべきです」
白木「でもそれを続けると、便利屋になっちゃわないか?」
記葉「あぁ……そういう。ふふ、ご心配なく。対価は頂いていますので」
白木「対価?」
記葉「えぇ。静さんからは美味しいお菓子を。今回白木さんからはかわいらしい裏話を静さんから聞きました」
白木「おまえまでかわいらしいって言うな!」
静「あ、白木先輩は不器用だって話もしましたよ、キヨウさんと違って」
白木「不器用って言うな!」
記葉「私の名前は記葉です」


ん~~ギリギリセーフということにしておきましょうかね……。

もう指定の台詞がかなり改変されてますけどね、まぁ、大きく見れば一緒ってことで(ガバガバ)。
あと今回は「……」をあまり使わないようにしようって思いながら書きました。無くすことはできなかったけど、いつもよりは少ないんじゃないでしょうか。

内容としては、わりと普通のお話になるかなぁと思って書き進めたのに、変な話の繋げ方をしたせいで変なお話になったような気がします。やりたいこといっぱいあって、それらを全部詰め込むのはいけませんね……。

それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

今週めっちゃ寒くなるってマ?


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