ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第37作目

おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部2回生の木村英です。

このブログの更新時間、実は何時までにしましょうね、っていう決まりが部内にあるんですけど、ただいまかなりギリギリの時間になってきています。あと私は本日日付変わるまでが〆切りの課題を2つ抱えています。急いでいます。みなさんは余裕を持った行動を心がけくださいませ。一番私に言われたくないでしょうけど。


さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。37ってよくわからない数字ですね……でも各位の数を足すと10なのでなんか人付き合いは上手そうです。以下テンプレ。

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。

キャラデザお題ガチャ様:登場人物のうち1人をガチャで出た性格・設定にします。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

今回は①性格・設定=毒舌・不運、②「今なにか言おうとしなかった?」です。毒舌って意外とむずかしいんですよね……ホラ私、全然そんなこと言いませんカラァ。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(執筆後作成)

  • 空都(くうと):毒舌?辛辣で、本日大変不運だった人。俳優。
  • 鳴上(なるかみ):空都のマネージャー。朝のニュース番組の星座占いのチェックだけは怠らない。

空都「いいかい、鳴上くん。君の言うことを聞いてあげたからこうなったんだよ、わかってる?」
鳴上「はいわかっています空都さん、すみませんでした」
空都「君がこの道の方が近道だからその通りに来たんだがね。それがどうだい、今は13時23分。僕たちの集合時間は?」
鳴上「13時でございます……」
空都「そうだろう。で、僕たちが目指していた到着時間は?」
鳴上「12時半です……」
空都「僕のことを遅刻させた言い訳はあるかい?」
鳴上「滅相もない……」
空都「しかも、この道の舗装は悪いし……歩きにくいことこの上ない」
鳴上「あっ、こちらの方が少しなだらかですよ、場所変わりますか?」
空都「もっと早く言わないか!」
鳴上「ああっすみません。空都さん体幹がよろしくあられるので大丈夫かと……」
空都「僕に、用事の前に疲れさせるつもりかい? 度しがたいね」
鳴上「そんなことは……」
空都「まったく……今日がただの打ち合わせで、後ろの用事もないからまだよかったけどね。これがリハーサルだったらどれだけ多くの人に迷惑をかけることになるか、君にもわかるね?」
鳴上「もちろん、もちろんわかります。すみません」
空都「にしても、君は有名な言葉を知らないのかい。急がば回れ。多少始めが遅れたからと言って焦って道を変えたのが判断ミスと言わざるを得ないんじゃないかい。慣れた道を通ればここまで大幅に遅れることはなかった気がするがね」
鳴上「それはっ……いえ、まったくもって空都さんの言うとおりだと思います」
空都「なんだい。言いたいことがあるならはっきり言うといいよ。こんなどうでもいいことでわだかまりを放っておきたくもないしね」
鳴上「いいえ! 空都さんに反論しようなんて思っていませんから!」
空都「それこそがむしろ自白であるように思うがね。失礼なやつだ」
鳴上「あっすみません……」
空都「……はぁ。それであとどのくらいで着きそうなのかね。先方には連絡はしたんだろうね。自分のミスで空都が遅れると」
鳴上「は、はい、もちろん……。あと10分ほどで着くと思われます」
空都「ということはあと30分か。先が遠いね」
鳴上「い、いえ! 今回は確実に10分前後でございます!」
空都「『確実に』とか言わない方がいいよ。自分の首を絞めることになる」
鳴上「そんなことはありません!」
空都「……じゃあそもそもだけどね、君、どうして近道をしようだなんて言ったんだい。さっきも言ったけど、急いでいるときほど慣れた道を素早く進むのが定石のように思われるけどね、僕には。君の強いすすめがあったから仕方なくこの裏道のような、人通りの少ないところを通っているけど。こんなところを通ってなにかあったらどうする気だったのかもぜひ伺いたいところだけどね」
鳴上「そ、その、それはですね、本当にこちらの方が早く着くと思ったのですよ!」
空都「予想は大外れだったわけか」
鳴上「いえっ、いえ、そうでも、ないんですよ?」
空都「そうでもない? はっ! おもしろい冗談を言うね」
鳴上「本当なんです。……これを見てください」
空都「……なんだい」
鳴上「マップです。これを見ると……ほら、いつもの道、混んでいるでしょう。こんなところをタクシーで通っていたらもっと遅れていましたよ」
空都「……そうかね」
鳴上「えぇ。大変ではありますけど、こっちの道で歩いて行く方が遅れ的にはマシなはずです」
空都「そうだとしてももっとマシな道があったように思えるがね」
鳴上「それは……その、まぁその、実は、たしかにもう一つ車で行くルートの候補はあったんですが……」
空都「なんだ、言ってみなさい」
鳴上「そのルート、だいぶ時間にシビアで……もうあと10分ほど早く空都さんが僕との集合場所に来てくださっていれば、そちらも検討したんです……」
空都「……は?」
鳴上「その……正直、そこまで、空都さんが不運な人だとは思っていなかったのです。家を出る瞬間に飼い犬様に砂糖と塩がそれぞれ入った袋をぶちまけられて、それをようやく片付けたと思ったらケージに入ってもらっていた飼い犬様がたいそう怒っていらっしゃったからそれを宥めて、ご機嫌になったのを確認してから家を出たら階段でおばあさまが重い荷物を持って上ってきていらっしゃるのを見かけて3階分上るのを手伝い、降りてきたら降りてきたで家の鍵を閉めたか不安になってまた戻って、鍵はちゃんと閉まってたし、でも今日の打ち合わせで使うかもしれない台本を家に置いたままなのを思い出して、でも使わないかもしれないからそのまま行こうとしたけどやっぱりあったら安心だからという理由で再び戻って取って出てきて、今度はエレベーターで下がろうとしたらエレベーターが全然来なくて待たされる……そんなことが起こるとは思っていなかったのです」
空都「……鳴上くん」
鳴上「はい?」
空都「もしかすると君は、遅れたのは僕のせいだと言いたいのかい?」
鳴上「まさか。アンラッキーでしたねと、労りたいのです」
空都「……ふっ、ふふ、君は本当に僕の気を逆撫でするのが上手だね……」
鳴上「ああっ怒らないでください、仕方がないことですよ!」
空都「仕方がない!? あぁそうだろうね、僕は悪くないはずだ、なのに君がそんな口調なのが甚だしく気に入らないんだよ!」
鳴上「事実を述べたまででございます、落ち着いてください、ここは住宅街でありますからそんなに大きい声を出されると近隣の方にご迷惑がかかってしまいます」
空都「僕より他人を優先するのか!」
鳴上「他人から見られる空都さんを最優先しているのです!」
空都「っ! ……っ、……、……はぁ」
鳴上「……落ち着いてくださいましたか?」
空都「……僕の心が寛大であることに感謝するんだね」
鳴上「えぇもちろんです。ありがとうございます」
空都「まったく、最悪な日だよ……」
鳴上「それに、こうなるだろうことは朝から予想できていましたから」
空都「なに?」
鳴上「空都さん、朝のニュース番組の星座占いの結果を体現する方なんですもん」
空都「どういうことだ?」
鳴上「覚えていらっしゃいませんか? 先月もこういうことがあったじゃないですか。朝から道中のあらゆるところに不運が訪れた日。あの日もあなた、星座占い最下位だったんですよ」
空都「ふん。その歳になって星座占いなんぞ信じているのかい? 幼稚だね。信じるか信じないかはたしかに個人の自由だけど、あまり周りに言わない方がいいよ」
鳴上「ふふっ、そうですね。でもあの日、ラッキーアイテムだった赤いリボンを腕に巻いてから突然すべてが順調になったでしょう? あんな偶然があるものかと思って」
空都「まるで僕が自分から赤いリボンを付けたように言わないでくれるかい。衣装だったんだよ」
鳴上「えぇ! だから空都さんは運の神様に見放されてはいませんよね」
空都「……今日は」
鳴上「はい?」
空都「ふん! ちなみに今日のラッキーアイテムはなんだったのか聞いてあげるよ! 言ってみるといい」
鳴上「あぁ、今日はお出かけ先の自販機に売っている缶コーヒーだそうです。だから、あちらさんのビルに着いたら買いましょうね」
空都「……それで本当におさまるんだろうね」
鳴上「おさまるといいですねぇ。でも、おさまらなくても、ちゃんと全部カバーしますよ。そのために僕がいるんですから。情けないかもしれないですけど」
空都「ふん。……頼んだよ」
鳴上「えぇ、当たり前です」
空都「…………ありが、」
鳴上「あっ、空都さん、あそこに看板あります、もうすぐですよ! ……って、今なにか言おうとしませんでした?
空都「いや、なんでもない……」
鳴上「本当に?」
空都「……不運で悪かったな」
鳴上「まさか。重々承知でございます。だって」
空都「……なんだ?」
鳴上「そうなるだろうと思って、本来の集合時間である15時の2時間前を空都さんに伝えていたのですから」


まぁ、まぁまぁチャレンジ成功にしておきましょう!

「君、何か言いたいことがあるね?」「まさか」っていう感じの応酬が大好きです。空都くんはきっと業界内では、はじめはとっつきにくいけど人となりを知るととてもいい子という印象がついていそうです。

にしても芸能人とマネージャーの組み合わせが私は好きすぎるのかもしれません。別に芸能人が高圧的だとかそんなふうに思ったことはないのですが……。

そういえば不運と聞くと、まったく関係ないことですが、最近お月さまにすごいことが起きている日にYouTubeのアカウントが乗っ取られた方がいましたね。笑い話になってほんとうによかったなぁと思いました。

それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

だんだん忙しくなってきています。少しずつギア上げてがんばっていきましょう。


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