ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第40作目

おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部2回生の木村英です。

本日は部活の活動で収録をして参りました!諸事情あって部内でのみ公開するものではありますが、久しぶりに演技ができて楽しかったです。一般人・常識人みたいな役をすると、声にキャラづけすることに難しさを感じてしまうのは課題ですね。


さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。40!新たな大台に乗りました。縛りを変えよう変えようと思いつつ、良い変更先がありません。どうしましょう。以下テンプレ。

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。

キャラデザお題ガチャ様:登場人物のうち1人をガチャで出た性格・設定にします。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

今回は①性格・設定=大和撫子・多重人格、②「ギャンギャン騒ぐな」です。これはまぁ……使い勝手の良さそうな……。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(執筆後作成)

  • 夜見(よみ):ホテルの経営者。そして本日の司会。
  • 撫子(なでしこ)、大和(やまと)、咲哉(さくや)、紫陽花(あじさい)、天(あまの):ホテルの経営者。そして夜見の妻。

夜見「えっと、こちらが撫子さんです。この方がメインとなりますので、皆様におかれましてはまず撫子さんのことを覚えてくださればと思います」
撫子「初めまして。撫子と申します。わたくしがこれからご紹介申し上げる者どもを率いております。彼らの失態はわたくしの失態でございます。何かありましたらご遠慮なくお申し付けくださいませ」
夜見「このようにとても折り目正しく責任感のある方です。きっと普段から精神的負担になっていることも多いだろうと容易に察することができますので、皆様におかれましては変な気を起こしませんよう。それではご紹介を続けます。こちらは大和さんです。撫子さんに一番近い方ですね。撫子さんの兄上的ポジションです」
大和「おう、大和だ。撫子のストレスがたまるごとに俺の機嫌も悪くなると思え。けっこう関係は深いんだからな。ちなみに、当然ではあるが、俺の機嫌が悪くなると撫子も機嫌が悪くなる。要するに、俺たち二人とものご機嫌を常に伺え、どうでもいいことでギャンギャン騒ぐな、静かに静謐にただ撫子の指示に従え、わかったな」
夜見「まぁシンプルに言うとシスコンです。でも怒ると怖いので本当に皆様におかれましてはお気をつけてくださいね。続いては咲哉さんです。とてもなよなよしいお方です」
咲哉「あっ、えと、あのぅ、咲哉と、申します……。僕はあんまり表に出てこないし、覚えてくれなくてもいいよ……僕は、基本的には悲しいことがあった、ときだけだから……その、みんなにはいっぱい笑っていてほしい、しね……」
夜見「ほらね。ですが撫子さんのメンタルケアを一心に背負っていらっしゃる方でもあります。彼がたくさん出てくるということは撫子さんはかなり感情がぐちゃぐちゃになっているという証拠でもありますので、皆様におかれましては咲哉さんとできる限り会わないようにしてくださいませ。ここまでで一番お話が通じそうな方であろうともです。お次は紫陽花さんです。子どもではございますが撫子さんよりも物静かな方です」
紫陽花「……こんにちは」
夜見「……ほかには?」
紫陽花「……次の方、どうぞ」
夜見「これ以上なにもしゃべってくださらないようですね。紫陽花さんは……そうですね、少々特殊な方です。実は気性が荒いとかサイコパスだとか、そういうやべぇ特殊さではありませんので、まぁ問題ないといえば問題ない方です。もっとも無害な方ですので、皆様におかれましては彼女が為に傷ついたりなさいませんよう。それではお待たせいたしました。最後の方です。最後は天さん。紫陽花さんの次に無害で、咲哉さんの次にお話が通じて、大和さんの次に賑やかで、撫子さんの次に理性のある方です」
天「こんにちはー! 天国の天一文字で天でーす! 万年2番手にしかなれない私だけど、どうぞよろしく! 撫子がいないときは基本私になると思うから、どうぞ覚えてやってね。ここだけの話、撫子の身に何かあって大和がでしゃばってくるときが一番面倒くさいから、うん。無難に生きていこ」
夜見「はい、このフレッシュさ。ここまでのメンバーには見られなかったあまりにも普通そうな人。お名前だけがちょっとクレイジーなこの方ですが、本当に普通の人なので皆様におかれましてはこの人を頼りにすると仕事しやすいですよ。――おっと、ひとのことばかり紹介して、私の自己紹介を忘れておりましたね。私は夜見。撫子の夫です。当ホテルは名目上私が代表を務めておりますが、本来は撫子の家のものです。私は婿入りしたわけですね。ただ、撫子がほら、こんな状態ですから、何かあったとき用に私の名前を代表に据えてくださっています。それでは、当ホテルに新しく勤めることになった新スタッフの皆様。まずは改めて、ようこそいらっしゃいました。あなた方に出会えて、私はとても喜んでおります。撫子さんもそうでしょう?」
撫子「……っ、そう、ですね、はぁ、天のあとは身体が引きずられて難しい。私もあなた方が当ホテルを選んでくださって大変嬉しく思います」
夜見「ええ。このホテルは私夜見と、撫子、大和、咲哉、紫陽花、天の二人で経営しております。皆様のご尽力、期待しておりますよ」


チャレンジ……成功とは、いえないかもです……。

この多重人格が会話をし始めたり、どうしてそう分裂もしくは生成されたのか書ければ、もっと深みのあるお話にはなったでしょうねぇ。ただただ撫子さんの方を演じると楽しいんだろうなっていうだけの台本になってしまいました。

それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

最近いろいろなしないといけないことが重なってあわあわしております。とりあえずカラオケ行きたい。


バックナンバーはこちら → 第1作目 / 第2作目 / 第3作目 / 第4作目 / 第5作目 / 第6作目 / 第7作目 / 第8作目 / 第9作目 / 第10作目 / 第11作目 / 第12作目 / 第13作目 / 第14作目 / 第15作目 / 第16作目 / 第17作目 / 第18作目 / 第19作目 / 第20作目 / 番外編 / 第21作目 / 第22作目 / 第23作目 / 第24作目 / 第25作目 / 第26作目 / 第27作目 / 第28作目 / 第29作目 / 第30作目 / 第31作目 / 第32作目 / 第33作目 / 第34作目 / 舞台編 / 番外編2 / 第35作目 / 第36作目 / 第37作目 / 第38作目 / 第39作目


NEXT → 第41作目