231223_最初で最後の「カゲアナ」

Hi, there!

みなさんこんにちは。
教育学部3回生で前部長の、ヒトリゴッターこと木﨑達也です。

 

先週末の17日に、3回生の引退式や幹部引継式を兼ねて行う行事「クリコン」を迎え、私も引退の身となりました。

これまでの行事では、後輩たちの進捗などに気を配りつつだったので、完全に楽しむだけの「お客さん」ポジションは新鮮で、いよいよ引退なんだなという気持ちにさせてくれました。

特に技術方は上手くいくか少し心配していましたが、「六月祭」のときよりできることが格段に増えていて、成長を感じました(失敗した経験も自分を大きく成長させてくれる種になるから、落ち込み過ぎないようにね)。

部室に戻ると、今度は後輩たちからスペシャルビデオのサプライズが。

なにやらコソコソしているな……?、と思ってはいましたが、想像の数百倍の出来に感動でした。
3回生の入部から引退までの写真や、後輩たちからのメッセージが流れたのですが、この2年8か月はいろんなことがあったんだなと、懐かしい気持ちと寂しい気持ちになりました。

私たちの宝物になりました、本当にありがとう!!


そういえば、バイト終わりに某ショッピングモールのゲームセンターに寄っていたら、某“鉄分”補給先輩にばったり出会いました。そういうこともあるんですね……。

 



次回のゼミは、年明けの1月6日(土)に開催予定です。

OHBでは年中新規部員を募集しております。
見学希望の方は、メールや「X(旧Twitter)」や「Instagram」などのDMからメッセージをお送りください! お待ちしております^^



 

さて、今回のブログテーマは……

『最初で最後のカゲアナ』

 

「カゲアナ」=「影アナ」=「影アナウンス」。

「イベントなどの会場内において音声だけでアナウンスをすること」を指し、多くの場合は「開演前の注意事項」などを舞台裏のブースから読み上げます。

 

ということで、この度、岡山大学交響楽団さんの記念すべき「第70回定期演奏会」の影アナウンスを担当させていただきました。

これまで高校時代から、入学式や体育会の司会やらナレーション読みやらを経験してきましたが、完全に会場の中が見えない影アナは、実は初めてのことでした。

先述のとおり、私は現在引退してしまっているのですが、「誰も名乗り出ないなら行かせてください!」と立候補し、1か月半ほど前から担当することが決まっていました。

それからというもの、風邪をひいたり、24時間ラジオ生配信をやったり、Nコンの本選へ行ったり、引退&引継に向けていろいろあったり……と、忙しくしていたらあれよあれよという間に本番を迎えてしまいました。

その本番はいつなのかと言えば、23日、すなわち今日でした。
18時半に開演し、21時前に終演したので、ついさきほどのお話です。

このことは、先日放送した『キザキのひとりごと。-24hours LIVE Edition-』で交響楽団の東岡くん(私と同じ教育学部、教育実習をともに乗り越えた仲?)をゲストでお招きして今回の定期演奏会の宣伝を行ったときに話したので、ご存知だった方もいたかもしれません。

会場に到着すると、まず担当の方から流れの説明を受けて、すぐマイクチェックを行いました。
そのあとは、本番まで1時間半もあるので、アナウンス原稿の確認と下読みをしつつ、会場の裏と表をうろうろしてリラックスを試みます……。

ゲストだった東岡くんともお話をしたのですが、「記念の定演だし、噛んだら次回はないかな」と冗談(のようで冗談ではない)のお言葉とプレッシャーをもらいました(笑)

ぐるっと周ったので舞台裏に戻ると、進行係の方(なんと同じく3年生でした!)がいらっしゃったので交響楽団さんのお話を聞いてみました。

いろいろ伺って「へぇ〜」となりながら、放送部とも似ている部分があるなぁと感じました。

① 楽譜にいろいろ気をつけることを書き込む → 原稿にアクセントなどを書き込む
② 1音目がでるかドキドキ → 一言目が上手く言えるかドキドキ
③ 演奏者やら係の仕事やら役割色々 → 放送と技術方を同時にするようなもの?

そんなことを思っていたら、早いことで本番30分前に。

例の宣伝の効果があったからなのか(多分違う)、会場の岡山シンフォニーホールには大勢のお客さんが訪れていました。

舞台裏のモニターから受付の様子が伺えたのですが、受付は人、人、人で、本当に波のような状態。

しばらくして、舞台裏には出演する部員のみなさんが集まってきました。
みなさんのドキドキに私もドキドキ。

……原稿を持つ手が震えます。

入学式の司会以来、手足が震えることは落ち着きつつあったはずなのですが、「影アナ」という似ているようで別の環境に、震えが止まりませんでした。

そうはいっても、経験は積んできましたから、昔よりは落ち着きの部分も持って臨めたとは思います。


緊張からの震えもあって、開演前のアナウンス(2分ほどの長文)は思うようにできませんでした。

ふわふわした、地に足のついていない読み。
下読みではうまく読めていた(と思っていた)ので、「なんかこれじゃない」感が残りました。

緊張で顔は真っ赤。
普段はお酒を飲んでも赤くならないのに私の頬は、このときばかりはかなり染まっていました。

しかし、落ち込んではいられません。
すぐに大切な開演アナウンスがあるのですから。

一度失敗(よくないけれど)してしまえば、肩の荷も下りるもの。
開演アナウンスは少し自分のペースを取り戻して読むことができました。

その後の演奏中は、曲を楽しみながらも、次に読む箇所の確認と口パク練習を適宜して、とにかく緊張せずに読むことができる工夫をしていました。

その甲斐あってか、後半はなんとか立て直すことができ、無事に終演まで走り切ることができました。


本当は、「重厚感のある読み」がしたかったのですが、昨年の「入学式」のときのように「うわずった声」になってしまった気がしています。

ただ、上手くいったと思う部分もあって、それは「優しく親しみやすさを持って読む部分」。
自分の性格と相まって思い通りに読めたのではと思っています。

そんなまだまだ未熟者アナウンサーの私ですが、交響楽団の方にお褒めの言葉をいただくことができました。

「いい声でした!」「声が好きです!」と言ってもらえることは、放送部員冥利につきますし、励みになりました。

この言葉を終演後だけではなく、途中にも言ってもらえたので、それもあって後半は緊張も和らいだのではと思います。


部活を引退したので、これが放送部人生、最初で最後のカゲアナになったわけですが、後輩たちに伝えたいことは、ただ一つ。

なんだかんだ、すべて「場慣れ」が大切

(ラジオ出演が緊張しなかったのも、普段喋っているからなんだなと思うキザキでした)

改めて、交響楽団のみなさん。先週の大阪公演に引き続き本当にお疲れ様でした!!

そして、会場にお越しいただいたみなさんも、ありがとうございました!

よい年末年始をお過ごしください。

 

放送部人生の振り返り記事は、またの機会に。
(今週書こうと思っていましたが延期します)

 

 


では、今回はこのあたりで。

以上、明日は(クリスマスイブなのに)タカダPとメダルゲームをして過ごす木﨑でした。

 

え、クリスマスの予定?

 

 

バイトだよ!!!!!

 

See You Next Time!

 

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( December 23, 2023 / Vol.68 )


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