ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第64作目

おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部3回生の木村英です。

昨日日曜日、単発バイトみたいなバイトがあったんですが、5時間くらい立ち歩き回ってました。その前日土曜日はベッドでずっとごろごろしてたような堕落しきった慢性的運動不足の人間なので、それだけでもう足腰に大変疲れがたまりました……。
そのバイトから帰ってくるのが18時くらいだったので、まぁ帰ってきてからこれ(ワンライチャレンジ)書けばいいかな^^って思ってたら、帰って用意してくれていた晩ごはんも食べずに即寝ました。気づいたら22時直前でした。あっちゃー
ということで、月曜日更新と相成りましたというわけです。

……ここまでが昨日のことです。昨日月曜日も、書ききったあとに安心してちょっとよそ事してたら21時59分になってしまっていました。

結局火曜日更新となりました。これからは気をつけます……。


さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。64作目です。63のときのおちゃらけキャラの、ちょっと静かになってる瞬間って感じがします。以下テンプレ。

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。

名前メーカー様:ここで「名字の珍しさ:やや珍しい」と「名前のオプション:全ての名前」を指定して出てきたお名前を、登場人物の1人として出します。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

今回は①名前:櫻井小乃(さくらいちいの)、②「ピッタリだ」です。友人に、名付けの時に「ひな」っていう名前だったら大人になっても「雛」のままの感じがするからってお名前が変わった子がいたのを思い出しました。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(執筆後作成)

  • 櫻井小乃(さくらいちいの):好巳と小さい頃からずっと一緒にいる女の子。どうやらあまり家から出ないらしい。小さくてずっとかわいい!
  • 櫻井好巳(さくらいこのみ):小乃と小さい頃からずっと一緒にいる女の子。最近成長期が来てすくすくと身長が伸びている。お姉さんになるのももうすぐだね。
  • 梨那 母(りな はは):好巳の学校の友達のお母さん。このひとが特別悪い人なわけではない。

好巳「ちい! こっち、こっち来て!」
小乃「待って、好巳」
好巳「ってあれ!? けっこう遠いところにいたね!? ごめんごめん! ゆっくりおいで」
小乃「ん」
好巳「ふふっ、やっぱりちいのぽてぽて走り、いつ見ても可愛いな~」
小乃「……はっ、はっ、……好巳、大きくなったね」
好巳「そうみたい! 最近うんと遠いところまですぐに走って行けちゃうんだよ!」
小乃「すごいね、身長も伸びたし、体力も筋力もついてるんだ」
好巳「うん! もっとおっきくなったら、ちいのこと運んで行ってあげる」
小乃「うん、楽しみにしてる」
好巳「あっ、それでね、ちい、これ見て、このワンピース可愛くない!?」
小乃「わぁ、ひまわりが綺麗ね」
好巳「そうなの! この夏に着たらとても素敵じゃない? ほら、サイズも……ピッタリだ! ちい、最近はなかなかお外に出られてないでしょう。お家の中でだけでも夏を感じてくれたらなぁと思って!」
小乃「えっ、これあたしになの? ワンピース、前にも買ってくれなかった? あの、オレンジ色でスカートの裾に黄緑色のラインが入った」
好巳「……あ、たしかに。そういえば。でもいいじゃん! これも可愛いし!」
小乃「そんなあたしにばかり買ってどうするの、好巳。あたしのより好巳のを買いなよ」
好巳「え~でもちいを可愛くするのが私の楽しみなんだもん」
小乃「でももう、あたしの服、好巳着られないから。もったいないよ」
好巳「もったいなくないよ! ちいがずっと着てくれてたらそれでいいの」
小乃「家の中だけなのに?」
好巳「私にだけ見せてくれるのも嬉しいよ! お家にランウェイ作っちゃおっかな」
小乃「……まったく、お金の遣いどころが変だよ、好巳」
好巳「私が満足してるならそれでいいね!」
小乃「うん、そうだね」
好巳「じゃあこのワンピース買ってくるね! ちいここで待っててくれる?」
小乃「うん、わかった。ありがとう」
好巳「すぐ戻ってくるからね~!」
小乃「お店の中だからね、あんまり走っちゃダメだよ」
好巳「はーい!」
小乃「ふふ、大きくなっても、好巳は元気だなぁ」
梨那母「……あら、櫻井さんとこの子じゃなくて?」
小乃「……?」
梨那母「ごきげんよう。櫻井さん。好巳さんはいないの?」
小乃「……こんにちは。好巳は今はいません」
梨那母「そうなの。わたくし、梨那の母親なの。好巳さんからお話聴いたりしてない?」
小乃「……あぁ、好巳のご学友の。お世話になっております」
梨那母「いえいえ、こちらこそ。娘が仲良くしてもらってるみたいで。小さいのにしっかりした子ね」
小乃「……好巳に、なにか用がございますか?」
梨那母「あぁ、いや、用事はないんですけれども。せっかくならご挨拶させてもらいたいわね。ご両親はいらっしゃらないの?」
小乃「はい」
梨那母「そう。あなた1人でここにいるの? いくらあなたでも、小さい子どものなりをしているのだから、1人でいるのは危ないでしょう。一緒に待つわ」
小乃「いえ……好巳が行った場所はわかっておりますから、呼んできましょうか?」
梨那母「いいわよ。戻ってくるんでしょう? ……それとも、置いて行かれたの?」
小乃「……」
梨那母「……意地の悪いことを聞いたわね。あなたと好巳さんが仲睦まじいことも娘から聞いているわ。そんなことしないわよね」
小乃「……さぁ、好巳次第ですから。あたしのようなモノは」
好巳「ちいー! お待たせー!」
小乃「好巳が飽きないでいてくれるから、あたしはここにいるので」
梨那母「……そう。そうよね、だって……」
好巳「あれっ、梨那ちゃんのお母様! こんにちは!」
梨那「こんにちは」
好巳「どうしてちい……小乃と一緒にいるんですか? もしかして梨那ちゃんもいます?」
梨那「いいえ、今日は私1人なの。好巳さんのこの子を見かけたものですから、せっかくならご挨拶させていただこうかと。いつも梨那と仲良くしてくれてありがとうね」
好巳「あぁそういう! いえいえ、私が良くしてもらってるんです、梨那ちゃんいつも優しいから!」
梨那「そう? そう言ってもらえて嬉しいわ。これからもどうぞよろしくね」
好巳「はい! こちらこそ!」
梨那「それじゃあ行かせてもらうわ。ご両親にも、よろしくお伝えください」
好巳「えぇ、もちろん」
梨那「それでは」
好巳「はい! さようなら!」
小乃「さようなら」
好巳「……行った、かな?」
小乃「うん、もう近くにはいないね。聞こえないと思うよ」
好巳「ちい大丈夫!? 変なこと言われてない!? されてない!?」
小乃「大丈夫だよ」
好巳「ほんとにごめんね~! ちいのこと1人にしちゃダメだった……今日は私だけなのに……」
小乃「大丈夫だよ、好巳。あたしと移動したらいちいち時間がかかっちゃうから。急いでくれたんでしょう?」
好巳「うん……でも……」
小乃「元気出して、笑って? ほら、お出かけ、続けよう? すぐ夕方になっちゃうよ、好巳といたら時間が過ぎるのが早いから」
好巳「うわぁん、ちいが嬉しいこと言って慰めてくれる……」
小乃「……気分上がらない?」
好巳「あがる! 行こう! ワンピースちゃんと買えたから帰ったら着てみてね!」
小乃「ふふ、うん、わかった。夏を先取りしようか」
好巳「うん!」

梨那「……それとも、置いて行かれたの?」
小乃「……」
梨那「……意地の悪いことを聞いたわね。あなたと好巳さんが仲睦まじいことも娘から聞いているわ。そんなことしないわよね」
小乃「……さぁ、好巳次第ですから。あたしのようなモノは」
好巳「ちいー! お待たせー!」
小乃「好巳が飽きないでいてくれるから、あたしはここにいるので」
梨那「……そう。そうよね、だって……、あなたたちはドールは、所有されるお人形さんだもんね。持ち主がいないならいる意味がないもの」
小乃「わかってますよ。だから、あたしは可愛くあるんです。好巳が好きな、あたしでいるために」


まぁまぁチャレンジ成功といえるでしょう!(投稿日以外は……)

大人になっても「小乃」ってお名前なんだなぁと思うと、こんなお話になってしまいました。完全に私のなんかは二番煎じなんですけども。

最初は「ちいちゃん」って呼ばれるだけの可愛い女の子ともう1人可愛い女の子のほわほわ話にしようと思ったんですけど、まぁせっかくならって思っちゃった。好巳ちゃんはもっと掘り下げたくなるキャラクターになりましたね。きっといっぱいあるよ、この子。

それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

ちゃんと日曜日に上げられるように気を引き締め直します。


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