おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部3回生の木村英です。
つい2日前ぐらいに、やっと大学の課題から解放されました。これから20日間ぐらいは自由の身です。ということで、自分のラジオ(アクタースワップ)の編集をしまくらなければなりません(# 自由の身とは)。まぁ己の怠慢が招いた結果ですからね……。
そういえば、弊部は本日夏合宿に行っているかと思われます。私のようなもののブログのことは無視して、おそらく楽しんでいるであろう部員に思いを馳せてください。かわいらしいでしょう。
さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。72です!72もけっこう好きな二桁の数字です。素敵な感じ(語彙力とは)。以下テンプレ。
このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。
またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。
①名前メーカー様:ここで「名字の珍しさ:やや珍しい」と「名前のオプション:全ての名前」を指定して出てきたお名前を、登場人物の1人として出します。
②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。
今回は①名前:秦野 美紅(はたの みくれ)、②「ノーコメントでお願いします」です。「紅」って文字はいろんなニュアンスがあって素敵ですよね!以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!
人物設定(執筆後作成)
- 秦野美紅(はたのみくれ):「いつも元気でかわいい子」「盛り上げ隊長」「ちょっとうるさいなって思うときある」「最後まで褒めてくれない?」「紅だけに?」「それはやめておいた方がいいよ」
- 柔羽(やわは):「空気が柔らかくなるからいいよね!」「のんびりしてないと怖い」「空気が柔らかくなるって、柔羽だけに?」「だから止めておいた方がいいって」「褒められてる~?」「褒めてるよ」
- 早喜(さき):「全部ツッコんでくれる!」「優しすぎるかわいい子」「落ち込んだときも誰より先に声かけてくれる」「……言わないからな?」
- 月結(ゆえ):「ちょっと不思議ちゃんなときもあるけど、いたずら一緒にしてくれる!」「新しいこと教えてくれるかわいい子」「まぁ月結がいたら飽きないよね」「私がいる故に、みんな楽しいって?」「貫き通したよこいつ」「かわいいねぇ」
美紅「第72回、ワードウルフ大会~!」
柔羽「いえ~い」
美紅「ドンドンパフパフ」
早喜「72回もしたっけ、記憶では初めてだけど」
月結「早喜を除いたみんなで71回やったよ」
早喜「えっ、そんなにやってたなら隠しつづけて欲しかったな……」
美紅「なんとなく数字盛ってみた。ほら、夏だし」
早喜「夏だし? ……あぁ、語呂合わせ」
美紅「そそ。さて皆さん、ワードウルフのルールはご存知ですか?」
柔羽「知ってる~」
美紅「さすが柔羽」
早喜「してるところ見たことはあるけど、やったことはないから説明は聞きたいかも」
月結「右に同じ」
美紅「早喜がいるの月結の左だけどね」
月結「左に同じ」
美紅「それでは説明いたします。ワードウルフでは、まず皆さんにあるワードが配られます。それについて、そのワードに直接触れることなくみんなで話し合います。ただし! 1人だけ似たものだけど異なるワードが配られている人がいます。その人がウルフです。ウルフは自分がウルフであることを知りません。話し合いを進めていくうちに、『あれ、なんか話し合わないな……』っていう人がいたらその人がウルフかも? って感じで、ウルフを当てるゲームです」
柔羽「ウルフを当てたらウルフ以外の勝ち、ウルフが隠れきったらウルフの勝ち~」
美紅「当てられたウルフが相手のワードを当てられたらどんでん返しで勝利とかってのもあるけど、まぁそこらへんはゆるく行こ」
月結「いや、勝利条件と敗北条件はしっかり決めておくべきだよ」
美紅「お、おお」
月結「勝者は敗者からひとつずつお菓子をもらえる、そうしよう」
柔羽「欲しいお菓子あるの? あげるよぉ」
月結「柔羽、勝って手に入れたものにこそ意味があるんだよ」
柔羽「そお?」
月結「美紅、きっちり決めてほしい」
美紅「じゃあ……ウルフ以外の勝利条件はウルフを当てること、ウルフは隠れきること?」
早喜「ウルフ以外はチーム判定? 当てられなかった人も勝利?」
美紅「それはウルフ側がキツくない? 当てられなかった人は勝ちでも負けでもないってことにしよう」
早喜「それでもウルフは誰かには負けそう……ウルフ以外のワードを答えられたら、当てられなかった人の負けにしよう。ウルフを当てた人は勝ったままで」
美紅「あ、いいね。それでよし?」
柔羽「いいよ~」
月結「了解」
美紅「なんでこの子こんなにやる気みなぎってるんだろう……じゃあ、皆さん、このサイトに入ってください。本来ゲームマスターがいるゲームなんですけど、今回はみんなでしたいのでサイトを頼りま~す」
早喜「入ったよ」
美紅「おけ、みんなもおけ?」
柔羽「うん」
月結「大丈夫」
美紅「それじゃあ確定押して……よし、それでは第1問行きます!」
柔羽「いえ~い」
美紅「……はい、皆さん、ワード出ましたね? それについて話し合います。制限時間は5分。よーいスタート!」
柔羽「いえ~い」
早喜「これ……」
月結「なるほどね」
美紅「よし、じゃあ私からみんなに質問! え~っと……これ、その……、うん、よし、なにかの、行為だと思うんですけど、みんな、したことある?」
柔羽「ある~」
早喜「……ある、かな、一応」
月結「ある」
美紅「え」
柔羽「美紅はどうなの~?」
美紅「私はない……」
月結「お?」
美紅「え、されたことはある?」
柔羽「ある~」
早喜「ない」
月結「私もないね」
美紅「私もない……え?」
早喜「3対1だったけど、したことないのは美紅だけで、されたことあるのは柔羽だけか……」
柔羽「じゃあ次わたしねぇ。う~ん、……これ、されたら嬉しい? 恥ずかしい?」
早喜「あ、されたことあるの柔羽だけだし、柔羽から聞きたいかも」
月結「たしかに」
柔羽「あら? いいけどね~。わたしは……ふふ、嬉しかった、かなぁ」
月結「え、嬉しかったの?」
柔羽「うん」
月結「へぇ~……」
早喜「じゃあ次は美紅かな? 美紅だけがしたことないんだよね」
美紅「え~されたらかぁ。まぁ、嬉しくはあるんじゃない? 恥ずかしくもあるけど」
早喜「なるほど……私は恥ずかしいかも。嬉しさより恥ずかしさが勝っちゃうな」
月結「私も恥ずかしい方かな」
美紅「するのはよかったのに?」
早喜「まぁあれはそういうのじゃないし……」
月結「左に同じ」
柔羽「わたしもそんな感じ~。個人差はあると思うんだけどね~、ありがとぉ。それじゃあ、早喜どうぞ~」
早喜「ん。え~何しよっかな……全然わからないんだよね……。これ、他のワードを考えて、鎌かけるみたいなのもありだよね、きっと」
美紅「ありだけど、むずい……」
柔羽「う~ん」
早喜「……じゃあ……、っ、ちょっと言うの恥ずかしいな……」
美紅「え、何を言う気? 破廉恥! すけべ!」
早喜「うるさい、変なことで騒ぐな。じゃあ、その、あるところと、あるところが……その、近づくと思うんだけど、その……どことどこ?」
美紅「わっ、えっち!」
早喜「やめろ」
柔羽「えっちだ~」
早喜「やめろって!」
柔羽「ふふ。ねぇ、今回は答える順番逆にしてみる?」
月結「え?」
柔羽「月結から答えよ、毎回美紅とわたしからだとちょっと不利だし」
早喜「それはそうか。じゃあ月結から」
月結「え。……じゃあ、……手と」
美紅「うん」
月結「手と……」
美紅「……え、そんな悩む?」
月結「いや、今、だいぶ核心つくんじゃないかって、ちょっと考えてる」
早喜「それ言っちゃったらもうダメなんじゃないか?」
月結「……この先はノーコメントでお願いします」
柔羽「あやし~!」
早喜「めちゃくちゃ怪しいけど大丈夫か!?」
月結「私の口からは言えないよ……」
美紅「えっ!? そんなイケナイとこ!?」
早喜「ばかっ、そんなことを大きな声で言うな!」
柔羽「美紅はそういうことに敏感になるお年頃なんだよぉ、許してあげよ~」
月結「次早喜」
早喜「えぇ? 私は、手と、……ちょっと突っ込むけど、いい?」
美紅「お、いいよ」
早喜「手と……顔」
柔羽「……それは、突っ込みきれてなくない?」
早喜「いや、ここまでだね」
美紅「ずるいな~。まぁいいや。じゃあ柔羽」
柔羽「わたしはもう自分がウルフじゃないって思ってるから言っちゃお。手と壁だねぇ」
美紅「え! 私も一緒」
柔羽「やっぱり? いえ~い」
美紅「いえ~い。でも手と顔ってのもわかるんだよね、突っ込みきれてないっていう柔羽のツッコみもわかるし」
月結「ややこしいな」
早喜「あー……私わかったかも……まぁとにかく、月結行って最後にしようか」
月結「わかった。じゃあそれは、されるとしたらどこでされたい?」
美紅「どこぉ!?」
早喜「だから美紅は反応しすぎなんだって」
柔羽「美紅はどこでされたいの?」
美紅「えっ! ……え~……」
早喜「……顔真っ赤」
月結「なに妄想してるの?」
美紅「やめて~! だ、誰もいないとこだったら、もう、どこでも、いいかな……」
柔羽「えっちだ」
早喜「破廉恥だ」
月結「すけべだ」
美紅「やめて~!」
柔羽「わたしは逆に電車とかでもしてほしいかも?」
早喜「え、大胆」
月結「早喜は?」
早喜「家とかかなぁ……。……美紅にはああ言ったけど、私も誰にも見られたくはないかも」
美紅「そういえば、みんなはしたことあるって言ってたじゃん。それはどこでしたの?」
柔羽「教室~おふざけだったしね~」
早喜「私も」
月結「左に同じ」
柔羽「ちなみにわたしがされたのは電車だったよ」
早喜「ウインクをキメるな」
月結「誰もいないとこ、かっこ家と、電車ね、なるほどね……私も早喜と一緒で家がいいな」
美紅「家ね。おっけ、一周したね……お、時間もほぼ5分だし、もう切っちゃうね。それじゃあ、皆さん。誰がウルフか予想してください!」
早喜「どうしよ……」
柔羽「わたしはわかっちゃった」
美紅「私、2人で迷ってるんだよな~」
月結「私もわかったね」
美紅・早喜「う~ん」
柔羽「決まったぁ?」
美紅「……よし、こっちにしよう」
早喜「強いて言うなら……こいつが怪しかったか……?」
月結「難しく考えるなって」
早喜「なんのアドバイスだよそれは。……うん、おっけ、決めた」
美紅「はい! それでは、皆さんウルフだと思う人を一斉に指さしてください! せーの!」
柔羽「……お?」
早喜「月結が月結以外の3票で、月結は柔羽か」
美紅「え、どこが怪しかったかとか、決め手聞いとく?」
柔羽「ノーコメント事件」
早喜「事件になっちゃった。まぁそうだね」
美紅「私も、早喜と月結で迷ってたんだけど、それがあまりに不自然すぎて……」
柔羽「……と、されて嬉しかったってわたしが言ったとき『え?』って言ってたから~。早喜の手と顔もちょっと怪しいかな~って思ったんだけど」
早喜「私はもうあれ以外なにも判断材料がないね」
月結「うん。たぶんあれ相当、私怪しかったと思うんだけど、私も実は、手と壁なんだよね。近づくところ」
美紅「え?」
柔羽「あら?」
月結「でも嬉しがるのは本当にわからなくて……」
柔羽「あらら? 月結、ああいうことされるの苦手だっけ……」
早喜「これもう答え見た方が早い?」
美紅「そうかも。あ、いやその前に、柔羽と月結は相手のワードがもしわかってたら言って、どんでん返し勝利ありだから」
柔羽「あ、そっか~。私あんまり自信はないけど~これかなってのはあるよ」
月結「私はウルフは確実にわかるんだけど、ワードがわからない……負けたくないのに……」
美紅「うん、そうだよね、一番勝ちに拘ってたの月結だからね。じゃあ柔羽から聞こうか?」
柔羽「顎クイじゃない?」
早喜「……お?」
柔羽「え?」
早喜「月結は?」
月結「壁ドン?」
早喜「え?」
月結「え?」
柔羽「え?」
早喜「……待って、柔羽はウルフが月結だと思ってて、顎クイなんじゃないかって思ってるんだよね」
柔羽「そう~」
早喜「で、月結はウルフが柔羽だと思ってて、壁ドンだと思ってる?」
月結「言ったのはそういうこと。でも正直、ウルフは私だと思ってる」
早喜「は?」
月結「私、みんなと少しずつずれてたから……私がウルフだと思ってて、私のお題は壁ドンだった」
柔羽「……お~?」
美紅「おっと……これは……答え合わせしよっか」
柔羽「そうだねぇ」
月結「早喜、なんか異様な空気になってない?」
早喜「なってるよ、お前のせいでな」
美紅「それじゃあ皆さん、一斉に自分に配られたワードを言ってください、せーの」
美紅・柔羽・月結「壁ドン」
早喜「顎クイ」
美紅「早喜だったか~!」
柔羽「早喜がウルフで顎クイね~」
月結「顎クイ……あ、壁ドンってもしかしてあっちの方?」
早喜「え、もしかして月結、あっち? 騒音とか鳴らしてて隣から壁をドンってされる方考えてた?」
月結「うん」
美紅「それでか! これは月結が戦犯じゃない?」
柔羽「ウルフが2人いたみたいなものだね~。月結の負けにしようよ~」
早喜「私も自分がウルフだってことは手と壁が近づくってことでわかったけど……月結がこんなに怪しかったのはそのせいだったんだな」
美紅「え~っと、じゃあ、誰だ? 早喜のことウルフだって予想した人はいなかったから……早喜の一人勝ち?」
柔羽「私ウルフのお題当てたけど、だめ~?」
月結「ダメでしょ、ウルフ当ててないんだから」
柔羽「あっきびしい」
早喜「やった~月結の怪しさに救われたみたいなものだったけど。それじゃあみんなから1つずつお菓子頂こうかな」
美紅「仕方ないな~」
月結「……」
早喜「嫌そうにするな」
柔羽「ね、もう1回しようよぉ」
美紅「もちろん!」
月結「! しよう!」
早喜「そうだな、まだまだ旅は長いし」
美紅「じゃあ、早喜選んだ? 2回戦行くよ~」
柔羽・早喜・月結「は~い」
今回はチャレンジ成功なんじゃないでしょうか!
もしかしたらどっかで破綻してるかもしれないけど、ワードウルフをやらせてみました。かわいらしいお話になったかとは思います。
部活の子たちが夏合宿行ってるので(全員ではないんですが)、せっかくだしそれにちなんだもの書こうかな~と思って書き始めたんですけど、現地に着きさえしませんでした。まぁ旅は行っている間も楽しいということで……。ちなみに第72回ワードウルフ大会の数字が、今回第72作目と同じになったのは偶然ですね。本当に「夏(なつ→72)」という語呂合わせができるな~と思ったのは書き出してからです。
夏の終わりが、ほんの少しだけ見えてきていますね。
それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!
このコラムの筆者はお土産話を待機しています😊
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