ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第63作目

おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部3回生の木村英です。

OHBでは昨日、六月祭という部内イベントがありました!

新入部員歓迎会の側面があり、新入部員の初仕事という側面もあり、先輩風を吹かせるチャンスでもあり、みんなで楽しくわいわいしようぜというただそれだけの気持ちでもあり、そんなイベントでした。3年になってようやくしっかり先輩風を吹かせることができたような気がします。楽しかったって思ってくれてたらいいなあ。


さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。63でございます。ちょっとおちゃらけたキャラって感じがします。以下テンプレ。

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。

名前メーカー様:ここで「名字の珍しさ:やや珍しい」と「名前のオプション:全ての名前」を指定して出てきたお名前を、登場人物の1人として出します。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

今回は①名前:大町藤郎(おおまちふじろう)、②「血が出てる」です。優しいに振るか物騒に振るかどっちかのお名前ですが、台詞がこうなので物騒かもしれないです。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(執筆後作成)

  • 大町藤郎(おおまちふじろう):どっちかって言うと不良だけど、いい環境で育ってきたので、根まで曲がってはいない。
  • 遠山(とおやま):今日は巻き込まれただけの優等生。
  • ケン/コウタ:不良面してるのがかっこいいと思っている。

大町「ふんふーんふんふん……教室だと思うんだよな、お?」
ケン「掃除とかだりー」
コウタ「って言いながらお前ジュースこぼすなよ!」
ケン「うわっマジだ、だるすぎて力抜けてたわ。めんどくせぇ……あれ? ちょうどいいとこいんじゃんお前。全部きれいにしといてくれる?」
遠山「……え?」
コウタ「え、わ、誰かいんの今気づいたわ! このクラス? ちょっとわからんけど、まぁ運? ってことで、やっといて~」
ケン「な? やっといてくれるよな?」
遠山「あ、……うん、わかった」
大町「よう、ケン、コウタ! 何してんの?」
ケン「あ? あぁフジじゃん! よーっす」
コウタ「俺ら今なんもしてねぇわ。今からどっか行こっかな~って思ってる、フジも行く?」
大町「いや~オレ課題忘れてさ。今日中に出さんと成績落とされるって聞いてよ、それするために居残らんとあかん」
ケン「まじめかよ」
大町「ってかコウタえぐいこぼし方してね? もったいね」
コウタ「あぁこれ? いやマジ、まだ飲み始めたばっかりだったのによ~。じゃ、フジがんばれよ」
大町「おん、さんきゅ。……もう行くん?」
コウタ「ん? そうだけど?」
大町「それ拭かねぇの?」
ケン「あぁこれ、こいつ……やっぱ思いだせねぇな、こいつが綺麗にしててくれるって」
コウタ「な! 頼んだわ」
遠山「うん……」
ケン「ほら! じゃあな、フジ。また明日~」
大町「……ほーん。うん、じゃあな~」
(足音)
遠山「……大町くん」
大町「おん、遠山くん、あいつらに掃除押しつけられたん?」
遠山「え」
大町「うん? あれ、違った?」
遠山「大町くん、俺の名前覚えてるの?」
大町「覚えてるもなにも、同じクラスじゃん」
遠山「……あの人たちも、クラスメートだけど」
大町「あぁ~あいつらはな、周りに興味ないもんな」
遠山「……そっか。あの、掃除、するから、ちょっと教室内動き回るけど、いい?」
大町「え? いいけど、なんで?」
遠山「大町くん、課題するんでしょう? あ、それとも図書室とか行く?」
大町「図書室ってどこにあんの?」
遠山「……南館2階の、端っこ」
大町「行ったことね~! あはは!」
遠山「そうなんだ……」
ケン「マジでめんどくせぇことすんじゃねぇよ!」
コウタ「わるいわるいって! 俺もなんでスマホ忘れたかわかんねぇ~」
大町「あ? ケン、コウタ、戻ってきたのか」
遠山「あ……」
コウタ「あ、フジ。そっかお前課題しなきゃいけないんだっけ、まだ広げてなくて笑う」
ケン「そいつに邪魔されてんじゃね?」
大町「いやいや、ちょっとおしゃべりしてただけ。コウタスマホ忘れてたって思ってたよ、これだろ?」
コウタ「あ、それそれ! なに、持ってきてくれてたやつ? うれし~」
大町「なわけ。なぁ、せっかく戻ってきたんだし、掃除していけば?」
ケン「は?」
コウタ「いやいや、それはそこのやつにお願いしたから。なに? うぜぇこと言ってないでスマホ返せよ」
大町「今日の担当はお前らだろ? ジュースこぼしたのもお前らだし」
ケン「……なに、なんかそいつに言われた? 『いじめられてるんだけど~』って泣かれでもした?」
大町「オレはお前らのことそう見てるけどね」
コウタ「フジそんなキャラだった? だる、いいや。とっととスマホ返してくんね? 盗られたって騒ぐけど」
大町「一緒に掃除してやるからさ、とっとと終わらせて帰れよ」
遠山「あ、えっと大町くん」
大町「あーいい、いい、遠山くん。どうせ『ぼくがやるからだいじょうぶ~』って言うんでしょ、そんな優しくなくていいって」
コウタ「……そこで友情できちゃってんだ。かっこいいね~いじめっこを助ける不良のボクってやつ? はっ、あほらし。返せ、って!」
大町「う、わっ! お前殴ろうとした!? やりすぎじゃね!?」
コウタ「うるせぇうるせぇ」
ケン「俺動き止めといてやるよ、一発殴らなきゃ気が済まねぇよな」
大町「短気すぎだろ、って、やめろって、くそ!」
遠山「ちょ、ちょっとやめろって!」
ケン「お前は入ってくんな!」
大町「あ、おい! 遠山くんは関係ないだろ!」
コウタ「うぜぇから黙って見てろ……ってな!」
遠山「っ、……大町くん!」
大町「……つってー……」
遠山「大町くんっ! 血が出てる……!」
ケン「……やべ、帰ろコウタ」
コウタ「っ、おう」
遠山「大丈夫!?」


時間内にまとめきれなかったのでチャレンジ失敗です……!

チャラ男が主人公の物語にしようと思ったんですけど、ケンとコウタの出しゃばり度合いがすごすぎて、もはやこれはケンとコウタの物語になっちゃった気がします。遠山くんの存在感も薄くなっちゃった……。

こういった系統のお話って流れが1本になっちゃうので、それを壊したい気もしてるんですが、むずかしいですねぇ。

それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

寝過ぎてむしろ疲れちゃってる。どうすればいいのか。


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