ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第52作目

おはこんばんにちは! 放送班・制作班・広報班所属文学部2回生の木村英です。

3月最後の週末の休日、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は寝たり起きたり寝たり会議に参加したり寝たり動画見たり寝たり寝たり1年に1度の料理をしたり寝たりしていました。堕落の極み。素晴らしく良くない。

もうすぐ新年度ですよ。すなわち、新歓時期ですよ。

おいでよOHB!!!!(この流れで勧誘するな)


さて。今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。52です!私の一番好きな2桁の数字です。以下テンプレ。

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、縛りをつけています。

名前メーカー様:ここで「名字の珍しさ:やや珍しい」だけを指定して出てきたお名前を、登場人物の1人として出します。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

今回は①名前:西塚眞寿(にしづかまこと)、②「自覚が無いのも困りものだな」です。なんか渋めのイケメンが生まれそうだったんでこのお名前とこの台詞のセットにしました。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(執筆後作成)

  • 西塚眞寿(にしづかまこと):新居のバイト先にいる青年。店長(女性)から飲みの席の二次会で「あの子のこと好きなんだろ? なぁ、好きなんだろ?」とウザ絡みされていることを新居は知らない。
  • 新居(にい):眞寿のバイト先にいる女性。バイト先での飲み会には一次会しか参加しないタイプ。男性が苦手で、後から入ってきた眞寿のことも最初は怖かったが、自分のことを「女」というより1人の人間として付き合ってくれていることがわかって大丈夫になった。

新居「眞寿くん、今日は来てもらっちゃってごめんね」
眞寿「いいさ、体力だけはあるんだし、使って」
新居「だって、店長と話してるとこに居合わせただけで手伝いに来てもらうことになっちゃったのには申し訳なさがあるよ」
眞寿「ふはっ、あのときの店長、すごい剣幕だったよな……。でも、俺はあのとき知られてよかったと思ってるよ、俺が来なきゃ1人でやるつもりだったろ」
新居「それはまぁそうだよ。だって私の引っ越しだしね」
眞寿「引っ越しは誰でも大変だと思うんだから、そんなに気にしないで」
新居「だってさっきから重い荷物ばっか持ってもらってる~」
眞寿「そのための男手だろ。ほら、これどこに置くんだ?」
新居「それはあんまり使わないものの箱だから……窓側で、お願いします」
眞寿「はいよ。よ、っと……それに、家電も今日届くように言ってあるんだろ?」
新居「あ、はい……言ってます、言ってますけど、でもそれは業者の人も手伝ってくれるし!」
眞寿「でもそんなに男、部屋に入れたくないだろ。業者の人だとしてもさ」
新居「……お店の人は……まだ大丈夫、だから」
眞寿「新居」
新居「う、……はい」
眞寿「うん、ちゃんとわかってるな? 自分を大事にしろよ。男が苦手であることが悪いことじゃあないんだし」
新居「はぁい……」
眞寿「それに俺はごめんよりも聴きたい言葉があるな?」
新居「え? えー……すみません?」
眞寿「違う」
新居「申し訳ございません?」
眞寿「その類い全部違います」
新居「えーっと、……あ、必ずお返しはします」
眞寿「その類いも違う。……俺が来たの、嬉しくない?」
新居「えっ!」
眞寿「邪魔はしてないつもりだし、むしろ新居の助けになれてると思うんだけどなー」
新居「あ、……ありがと、う?」
眞寿「おう、どういたしまして。ほら、家電が来る前にちゃっちゃと運ぼう。下に敷くものは全部敷いとかないとだろ」
新居「う~本当にありがとう~……。……実際、めちゃくちゃ助かった、ありがとう」
眞寿「わかった途端いっぱい言ってくれるじゃん。いいよいいよ、むしろ、バイト先の男でよかった?」
新居「もちろん! 眞寿くんでよかったんじゃなくて、眞寿くんがよかったよ。私には眞寿くんしかいないし」
眞寿「っえ」
新居「ふつうに話せる男の人、眞寿くんしかいないからさ。情けない話」
眞寿「あ、あぁそういう意味」
新居「あっ眞寿くん、その箱は服だからその棚の近くに置いておいて」
眞寿「おう。……自覚が無いのも困りものだな
新居「え?」
眞寿「いや、なんでもない。もうひと頑張りすれば昼飯でも食うか」
新居「そうだね! 私作るよ」
眞寿「新居が作るのか?」
新居「……嫌?」
眞寿「まさか。ありがたくいただこうかな」
新居「うん!」


チャレンジ……失敗です。1時間以内は1時間以内なんですけど、投稿時間の関係で、めちゃくちゃに巻きました。

今度恋愛物を書くときは、人が恋に落ちる瞬間を書こうと一応、決めており、今回はそうしよう!と思っていた、んですが……これはもう落ちてるな……?
せめてもと、眞寿は自覚と否定を行き来しているようにしようとしたんですが、それも表現があまりに足りず書けなかった気がします。

今度、30分とかに制限時間を短縮して、これの続きとか書きたいですね。

それでは急ぎ足ながら、本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

さぁ、どんなひとに会えるかな。


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