Hi, there!
みなさんこんにちは。
教育学部3回生、OHB部長兼ヒトリゴッター兼カリスマブロガーの木﨑達也です。
※今回は、超超超長長文です。許してね()
10月も残すところ3日となりました。
11月を迎える準備はできているでしょうか?
そんな月末の週末に、私が今どこにいるかといいますと……
T O K Y O
そうなんです、ただいま10月28日の午後7時30分。
新橋駅近くの某シアトル発祥のコーヒー店の、交通量が岡山のそれとは比べ物にならないくらい多い道路に面したカウンター席からお送りしております。
執筆のお供には、岡山では売り切れてしまったであろう「チョコレートムースラテ」を添えております。
で、読者のみなさんが気になっているであろうことは「なぜ木﨑が東京にいるのか」だと思います。
結論から言うと、「試験があるから」です。
以前のブログで匂わせをしていたみたいですが、世の中には小学校の教員免許が取得できる試験なるものがあって、その2次試験がこの週末2日にわたり東京で行われているのです。
前日に留学生とのんきに京都観光をして当日慌てて会場に向かった1次試験は無事合格しておりました。10月頭に合否発表があったのもつかの間、あっという間に試験日を迎えてしまいました。
ご存知のとおり、私は昨日まで4週間の教育実習へ行っていました。
今回の試験は模擬授業と口頭試問があるので服装はスーツ。
もはや、教育実習の延長、「アディショナルタイム」「エクストラステージ」のようなものです。
できれば前乗りしておきたかったのですが、実習最終日に東京まで行けるわけもなく。
実習のときより1時間早い4時半に起床し、始発電車で東京へ直行しました。
試験開始が13時だったことが救いです。
7月に留学生と一緒に来た以来、東京は3か月ぶりです。
今年はもう来ないだろうし、次はいつ来るかわからないので、試験のことはほどほどに東京を満喫しようとしています。
「ほどほど」というのは、今日の試験内容である「学習指導案作成」は大学の授業で(今回の対象科目は)一度やっていたし(家庭科とか入れたら10回くらい?)、なんなら教育実習の期間に日々やっていたので、そこまで心配することなく当日を迎えました。
まあ、実習中に他のことが手につくわけもなく、ただ空き時間がなかっただけですが。
試験の手ごたえは……、制限時間の中で教材研究も含めて指導案を「手書きで」書くのは至難の業です。
事前に流れた授業・指導案づくりの講習ビデオは、もう大学の授業でやった内容そのままで、復習のような気持ちで見ていました。
そのあと、安心した気持ちで指導案作成の時間が始まると、刻一刻と時が進んでいくのです。
気づいたら30分経過、45分経過、50分と……。
なんとか欠けていると落ちそうなところは埋めて出しました。
あとは明日の模擬授業と口頭試問で挽回するしかありません。
東京での旅の記録は、また来週にでもしようかなと思います。
(しばらく東京での思い出SPになりそうだな……)
ここで、本日の活動についてのご報告です。
放送班:ナレーション原稿練習
技術班:フィードバック
制作班:番組制作等
木﨑はもちろん東京にいるので行けませんでした。
実習も終わったし、次こそは参加したいな。
次回のゼミは、11月1日(水)に開催予定です。
OHBでは年中新規部員を募集しております。
見学希望の方は、メールや「X(旧Twitter)」や「Instagram」などのDMからメッセージをお送りください! お待ちしております^^
さて、今回のブログテーマは……
『Time flies. 』
タイトルの意味を日本語にするならば(ご存知のとおり)、「光陰矢の如し」。
そうです。先週のブログに引き続き、教育実習のお話です。
今回もしっかり「地方公務員法第34条」を遵守して書いていきます。
(関わった生徒さんがもしかしたら見てくれているかもしれませんし……)
ここでは、教育実習の計18日間を振り返っての雑感を書こうと思います。
もちろん実習が終わった直後だからというのもあるのですが、週明けには「実習記録」という冊子を提出しないといけないので、ブログを書きながら課題を済ませるという一石二鳥で行こうという魂胆です。
実習終わって一番の感想は「楽しかった!」でした。
たしかに平日毎日5時半起き、18時半退勤の生活は大変だったし、身体への負担はすごかったです(3週目くらいは順応できていたけれど、授業が立て込んだ4週目は疲労がすごくて通勤時はほぼ寝ていた)。
でも、それ以上に学びがあり、やりがいがあり、何より生徒さんと接することが楽しかったです。毎日元気をもらっていて、「明日もがんばろう」と思わせてくれました。
そんな実習ですが、何よりも「1日が過ぎるのが早かったな」と思いました。
先週のブログで書いたような生活をしていたわけですが、本当にあっという間です。
だから、実習自体もあっという間に終わってしまいました。
「あっという間」の理由は、もちろん授業観察や教材研究、模擬授業、反省会などで6時間のコマは埋まってしまうからというのが一つ。
そして、生活ノートやプリントへのコメント返し、仮装パーティーの準備などなど……、日々何かしらがプラスで飛び込んできていたからだと思います。
それらをこなしていたら、すぐ退勤時間はやってきます。
だからと言って、「面倒くさい」と思ったことは一秒たりともありませんでした。
コメント返しは生徒さんとコミュニケーションを取る貴重な機会ですし、仮装パーティーなどは「心の底から楽しんでもらいたい」という強い気持ちがあったからです。
ただ、私はタイムマネジメントが大の苦手です(いつも課題提出がギリギリなことからわかるように。このブログもギリギリ)。
なので、やらなければいけないことを満足にできない日々だったなと振り返って思います。
一度だけ配当学級の生徒に向けて、「質問お答えプリント」を作って配付しました。
本当はあと2回くらい出したかったですし、プリントへのコメントも全部してあげたかったです、
でも、やらなければいけないことが終わらないのですからできるわけもなく……。
「やりたい気持ち」をやりきれなかった、後味の悪い感じが今残っています。
授業も全部で単独5回&共同1+5回の計11回やりました。
第1回目の授業は、大学にいるときから準備をしていたこともあり、本番1時間前の模擬授業こそ流れが完全に頭に入っておらずグダグダだったものの、なんとか良い感じで終えることができました。
そのときは指導教官の先生に加えて、他の先生にも観察に来ていただいていたのですが、反省点は当然あれどお褒めの言葉もいただけました。
自分でもよくやったなと思っています。
それ以降、最終回までは同じ学年配当の仲間以外が観察に来ることはありませんでしたが、それでよかったなと今では思います。
生徒さんにとってはそうは思わなかったかもしれませんが、私的にはズタボロの授業をしてしまいました。毎時間教壇に立つことが申し訳ないぐらい、正直顔も見ていられなかった気がします。
生徒さんの大事な学びの機会を私が奪ってしまったとも思います。
準備不足はそのまま授業の質につながる。
余裕もなくなり、周りが見られなくなり、自信が無いからあれこれ言ってしまう。
私の悪いクセは、心配になると余計なことを言ってしまうことです。
言い訳をすれば、ラジオパーソナリティ足るもの黙ってはいけない……って苦しいですね(笑)
教師は「エンターテイナー」です。
楽しませるショーのマジシャンが、あたふたしていたら全く面白くありません。
見ている側は不安になってしまい、楽しめたものではないでしょう。
もう一つの悪いクセ(?)は、感情が表情にすぐ出てしまうことです。
短所は長所の裏返しなので良い面もあるでしょうが、「上手くいっていない」という気持ちがきっと顔に現れていたのではと思います。
忘れられないのが2回目の授業。
1回目の授業が上手くいったことで天狗になっていたのでしょうか、今度は残念な授業をしてしまいました。
その要因の一つが、日本語が多かったことです。
授業中に話す「指導言」というものがほとんど叩き込めていなかった、これにつきます。
どちらかといえば、スライドやワークシートにウェイトを置いてしまったので指導言に時間を掛けられなかったのです。
大学でしていた家庭科の模擬授業では、指導言は作っていませんでした(その分スライドに書いていたり、学習指導案に書き込んだりしていましたが)。
ですが、今回は英語の授業です。基本的に今は「オールイングリッシュ」です。
指示などをする際に用いる「クラスルーム・イングリッシュ」を含めて、文法解説などを除いた可能な部分は「英語で行う」ことが決まっています。
ゆえに、「指導言を作って。覚える」ということは欠かしてはいけないわけです。
これは今回の実習全体の大きな反省点だと思います。
きっと生徒さんたちに「?」を浮かばせてしまった場面が多々あったことでしょう……。
ここまでは自分が学年の中で最後に授業をしていたのですが、週明けの月曜と火曜の授業は私がトップバッターでした。
ここでがんばれなかった自分が悔しいのです。
個人的には、1回目と3回目は上手くいき、2回目と4回目は残念な授業にしてしまったと思っています。
他の先生方は段々レベルアップしていたと思いますが、私は最初がクライマックスだったような気がします。
授業を通して学んだことは、①指導言はしっかり叩き込むこと(指導案に書いた支援や教育的効果を望むためには欠かせない)、②例示は生徒の活動に直結すること(知らない活動ほど、教師の例示が「お手本」になり。良くない例示をすれば活動も意図していない方向へ向かってしまう)、③とにかくあらゆるシミュレーションをしておくこと(発言を予想するだけではなく、活動時に問題は起きないか、説明は十分であるかなど)……あげればキリがない。
「40人弱の中学生に向けて授業をする」ということは、家庭科の模擬授業という「同い年の大学生5人ほどの前で行うもの」とは当然ながら大違いです。
それを経験することができ、教師の働きかけ(発問や言葉かけ等)に対する生徒さんたちの生の反応を知ることができたことは、実習の大きな収穫だったと心から思います。
あれこれ反省することがありますが、残りはじっくりホテルでやろうと思います。
人生一度きりの実習は幕を閉じ、できたこともあれば、後悔はそれ以上に残っているといった感じです。
来年、副免実習やインターンシップで別の学校に行ったときは、今回の反省を十二分に活かすことを誓おうと思います。
児童生徒の期待に応えられる、そんな教師になるために。
(実習始まる前はボランティアに行っていたのが小学校だったので、中学校での実習をやっていけるか不安でした。「せめて小学校に行きたかったな」とも思っていました。そのことを母に伝えると「実習が終わるころには中学校もええなってきっと思っとるよ」と言われました。結果は……まさにそのとおりで、中学校教員の楽しさ面白さを知ることができました。どの校種にも魅力があって迷っちゃうな)
生徒さんの人生のほんの一瞬だけど、出会えたこと、関われたことが幸せでした。
ネガティブな部分を多く書いてしまったけれど、ポジティブな気持ちはそれ以上です。
本当に色々な方にお世話になりました。ありがとう、お元気で!
そういえば、実習最終日に生徒さんから、それはそれはすてきな「寄せ書き」をいただきました。
きれいにデコレーションしてあり、私がした説話や配った自作プリント、それに休み時間に話したことをエピソードに一人一人書いてくれていました。
私はここまでしてくれると思っていなかったし、そのようなことを覚えてくれていたことにうれしさは最高潮でした。
思いが伝わっていたのならうれしいし、教師の一つ一つの言動が生徒さんに(良くも悪くも)大きな影響を与えるということを身に沁みて理解しました。
帰りの路面電車で見ていたら、友人から「木﨑くん、顔に出てるよ~。うれしそうだね」と言われるくらいには感動しました。涙も出ました(なんなら今日も新幹線の中で読みました)。
ずっと、ずうっっっと大切にします。
私が、7年前にもらった教育実習生からのお手紙のように。
では、今回はこのあたりで。また次回、お目にかかりましょう。
以上、明日寝坊して試験に遅刻しないか心配な木﨑でした。
とりあえず、ホテル着いたら温泉で疲れを癒して、明日の準備を一人しようかな……。
p.s.
① 来週は大学祭なんですね。早くね??
② 「知り合いや、知り合いの知り合いが実習校の先生だった」っていうことがあって、すごく縁を感じました(さすがに4人は多いね。世間は広いようで狭い定期)。
③ 最後の言葉で「実はYouTubeの片隅に動画が転がっている」って話をしたら、早速再生数とチャンネル登録者数が増えていました。情報検索能力が高いですね……(よみがえる垢バレ事件)。
④ 折角東京に来たので「渋谷のハロウィン」の喧騒が見られるかなと思ったら、今年は厳戒態勢とのことなので、それはそれで貴重だなと思っています(明日渋谷に行こうかなと思っているので、安心ではある)。
<おまけのフォトギャラリー>
【③ 東京にある岡山のアンテナショップに行ったら、某プレミアムソフトが蒜山と同じ値段で売られていました(後楽園価格ではない)】