【コラム】ラジオが好きすぎるから、語らせてほしい。

みなさん、こんにちは。放送班・制作班etc.に所属している、おちです。

普段は、ラジオ番組の公開など、お知らせがあるときにしか、基本的には記事を書いていないのですが、とうないさん・ちかこさんと一緒に作っている番組がもうすぐ終了するということで、ラジオのことで頭がいっぱいになってしまいました。
このこみ上げる思いは、記事にするしかない…!!!!!!!と思い立ったので、語らせてください(笑)。


さて、早速本題ですが、私はラジオがものすごく好きです。
とはいえ、最初はそれほど好きじゃなかったんですよ?可もなく、不可もなく…という感じでした。
じゃあなんで、そんなに好きになったのか?
やってみて気付いた、奥深さがあるからです!

たとえば、‟知らなかったことについて知りました”という事実について、話すとしましょう。

Aさん:私、こんなことも知らなかったんだよ!めっちゃバカ(笑)
Bさん:こういうことを知ったんだけど、すごく勉強になった~

AさんとBさんそれぞれの言い方は、全く同じニュアンスに聞こえるでしょうか?
違いますよね?

同じ事実について話しているというのに、どういう言葉の選び方・話し方をするかというだけで、その人がその事実に対してどういう考えを持っているか、大きなヒントが隠されていると思いませんか?

言われてみれば、当たり前のことだと思います。今さらおちは何を言っているんだ?と思う人も、もちろんいるでしょう。それでもおちは、これに気づいて、とってもハッとしたんです!

だって、どうでもいい世間話をしているだけで、自分の人間性のかけらが、世の中にさらけ出されているということですよね!?これって本当にすごいこと!
私が、私として言葉をひとつ発するだけで、その空間は私色に染まってしまうんですよ!
おもしろくないですか!?こんな最高なことってあります!?!?

しかも、それだけじゃないんですよ!
たとえば、ボキャブラリーが同じくらい豊富な人が二人いたとして、彼らの持つ言葉は一から十まで完全一致するでしょうか?
そんなことありえないですよね?

各人が、どのような興味関心を持ってそのボキャブラリーを獲得してきたか、それぞれの方向性を持つはずです。

ほらやっぱり、それぞれにしかないバックグラウンドが、自ずと顔を出してくる!
本当に感動的ですね~~~~~~~~~!

それと、ここからは放送部ならではの着眼点かもしれませんが、
一度癖になった口調って、なかなか変えるのに苦労しませんか?
方言はその典型例だと思いますが、語尾ひとつとっても、そうでしょう。
「○○なんですよ!」というハキハキした語感で話す人もいれば、「○○なんですよねぇ」という少しけだるげな、アンニュイな語感で話す人もいるでしょう。
そして、この癖は、普段の日常会話から、相当の神経を使って意識していないと、変えられるものでは到底ありません。
もし、短期間で劇的に話し方が変わった人がいれば、私なら、この人はすごく努力家だ…!すてき!と思うでしょう(笑)。

そして、これを裏返せば、「こうなりたい!」という人間像を体現するには、さらに、ラジオを通してリスナーの方にそう感じてもらうには、背筋を正して、コツコツと努力するしかない。
ラジオをすることによって、必然的に努力し始めるし、その先には自分が目指す人間像が…!!!!!!
一石二鳥や~~~~~~~!最高!

不思議ですよね~。

音と言葉という二種類の情報しかないはずが、そこから伝わってくる情報量は、その何倍も多い。

そんなラジオだからこそ、「嘘がつけない」「つくりものではない」ところが、魅力なのではないかしら…?と、思い始めてから、おちは本当にラジオの虜になってしまいました……。
朝も昼も夜も、ラジオのこと。授業中もバイト中も、ラジオのこと(あかん)。
ず~~~~~っとラジオのことを考えています。
意識的にではなくて、本当に自然に。
ふっと頭に浮かんできた他愛もない考え事でも、自分以外の誰かと顔を合わせて話してみたら、どう発展していく?リスナーさんがこれを聴いて、どんなことを考える?と想像すると、全く想像できなくて(できないんかい)、ラジオで話してみたくなる。

そう、つまりどういうことかというと、テスト期間中なのに全く勉強に手がつかない。
本当に困った。でも、密かに感じていたことをシェアできて、ちょっとすっきりしました(笑)。

この記事を読んで、少しでもラジオに魅力を感じてくれる人が増えたらいいな、と思います。
そして、この記事を読んでみなさんがどう思ったか、ページ下のコメント欄からシェアしてもらえたら、もっと嬉しいです!勉強になるので!

それでは、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
またの機会に、お会いしましょう!