ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷 第11作目

おはこんばんは! 放送班・制作班・広報班所属文学部1回生の木村英です。

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!🌸

大変な受験勉強を終えて、よくいらっしゃいました。最初は慣れない環境で疲れることもあるかもしれませんが、ゆっくりじっくり楽しみを見つけていってください。

その中で、我ら放送文化部を見つけてくださったら、なお嬉しいです(コソ)。OHBも新歓やってますよ→OHB新歓のてびき2022


さて、今週の「ラジドラ台本ワンライチャレンジby花屋敷」のお時間です。第11作目でございます。新年度もがんばっていきますよ。以下テンプレ。……と思うじゃん?

このコラムは”花屋敷”というペンネームを使っている私、木村英が1時間でがんばってラジドラ台本書くぜ!というものです。より詳細な説明は第1作目で無駄に長く書いているので、気になる方はそちらを確認していただけると幸いです。

またチャレンジするにあたり、2つの外部サイトを使って縛りをつけます。が、今回から診断メーカーの方を、違う診断にします!

①診断メーカー様『2人の性格と関係で創作お題』:診断結果で出た性格と関係性の2人組を題材にします。

②お題ガチャ様『ひとこと台詞ガチャ』:ガチャ結果で出た台詞を途中で必ず使います。

この新たな組み合わせでやっていきます。……最低でも10作は。今回は①天真爛漫な人と陰気な人でライバルをお題に創作。②「いーよ、やったげる」です。関係性縛りも難しいんですけど、がんばります。以下に載せる台本は1時間で制作したものです。誤字脱字誤用等あるかもしれませんが、お許しを。よ~い、スタート!


人物設定(台本執筆後)

  • 未音(みおん):天真爛漫な女の子。演劇部。結々と舞台の上で本気で演じ合ってみたい。
  • 結々(ゆゆ):陰気(?)な女の子。演劇部。未音の演技が普通に好き。

未音「結々おっはよーう!」
結々「……おはよう」
未音「声が小さいぞお、もっと元気な声を聞かせてよ!」
結々「……いやだ、鬱陶しい、やめて、離れて」
未音「あたしだって嫌だ! 結々の元気な声を聞かなきゃあたしの朝は始まらないんだよ!」
結々「じゃあ未音の朝は一生始まらなくていいよ……」
未音「ところがどっこい、止まない雨がないように、明けない夜はないのさ! 夜明け前が一番暗いし太陽は必ず昇るとあたしたちは信じてる! おはよう! 朝だよ!」
結々「あ゛~~やめてくれ~~」
未音「どうしてそんなに爽やかな朝の挨拶を交わすことに反対するの? 挨拶は大切なコミュニケーションのひとつなんだよ?」
結々「……爽やかの定義は人によって異なるだろ。私にとって爽やかとは自然体で滞りなく挨拶を終わらせることなんだよ。返事してんだからちゃんとコミュニケーションは成立してるだろ……」
未音「そんなもっともらしいことを言われてもあたしは納得しないよ! ここを離れないよ! ところで結々、今日いいにおいするね! 柔軟剤変えた?」
結々「変えたのはシャンプーだ、抱きつくのを止めろ気持ち悪い」
未音「じゃあ、『おはよう!』って言お? 結々のかわいいにっこり笑顔で聞かせて?」
結々「……おはよう」
未音「何も変わってないよ結々! ……あっ! もしかしてだけど、結々はあたしの観察眼を鍛えようとしてるの……?」
結々「もうそれでいいから解放してくれ……」
未音「ほんとなの!? じゃああたしスキルアップしてるかも? さっきの結々の『おはよう』が冒頭のやつとまったく同じだったことは断言できるもん!」
結々「冒頭とか言うなメタいやつだな」
未音「もぉ、結々ったら」
結々「……あ?」
未音「演技のときだけその美声を聞かせてくれるなんて、あたしは許さないぞ!」
結々「……それが目的だろうがこの腹黒……」
未音「結々が綺麗で張りのある素晴らしい声をもっていること、知ってるんだからね!」
結々「それはどうも、ついでにすぐに声が枯れやすいから部活の時間まで温存してるって知ってることもバレてんだよこの性格悪女……」
未音「さぁ、結々のそのとっても良い声で聞かせてちょうだい! 爽やかな『おはよう!』を!」
結々「……わかった。いーよ、やったげる
未音「え!? やった! じゃあ結々、おはよ、」(言い途中で)
結々「(良い声で)未音! おはよう! 今日は登校できたんだね、よかった! 体調崩れたらすぐ言いなよ? 登校してくれるのはすっごい嬉しいけど、つい不安になっちゃうからさ」
未音「は? ……、……うん、ありがとう。今朝は熱がなかったから、大丈夫かなって思って、来たんだ」
結々「それはよかったね! じゃあ気持ちの良い朝だったんだ?」
未音「うん。……ね、結々」
結々「うん? どうした?」
未音「おはよう」
結々「! えぇ、おはよう!」
未音「ふふ、うん。……あ、でもね、結々?」
結々「なに?」
未音「あたしのこと、心配しすぎなくてもいいよ? 結々はいつも通りにしてて。あたしも……自由に、学校生活を楽しんでみたいからさ」
結々「……あ、ほんとだ! ごめんね、心配しすぎるの、よくない癖になっちゃってるよね……」
未音「ううん、気に病むことはないの。でもそうだな、……ちょっとだけ、甘えてもいい?」
結々「もちろん! なんでも言って?」
未音「久しぶりに学校に来れたからさ、今日一日、楽しませてほしい……」
結々「……そんなの! 言われずともするつもりだったよ!」
未音「ほんと?」
結々「当たり前でしょ? なんてったって、私はいつだって未音のこと笑顔にしたいんだから!」
未音「……えへへ、ありがとう」
結々「…………終わり」
(拍手)
未音「あっ! 結々!」

生徒「すごい!」
生徒「演劇部の未音ちゃんと結々ちゃんだよね?」
生徒「そうそう、久しぶりに見たな」
生徒「未音と結々の朝の突発エチュード!」

生徒「未音ちゃん病弱設定だったよね? いつもの未音ちゃんと全然違くてびっくりした~」
未音「えっ、あぁ、うん! ふふん、そうでしょ? ありがとう!」
生徒「結々ちゃんあんなに大きな声出してるの初めて見たよ」
結々「……まぁね、あんまり出さないからね……」
生徒「えっ、でも劇では大きな声出してるんでしょ? 私聞いたことあるよ!」
結々「……劇だけなんだ……ごめん……もう限界、声枯れる……」
未音「あっこら結々! ひとりで逃げようとしないで! 急にエチュードふっかけてきたの結々でしょ!」
結々「あとは頼む、もう……声が……(掠れていく)」
未音「え!? なんて!? カッスカスで聞こえないよ! それでも演劇部なの!」
結々「だから、声が枯れやすいっていう致命的な欠点を抱えてんだよこっちは……まだやりあいたいんなら部活でやるから……」
未音「もうー!」
結々「……あ、のど飴切れてる。未音持ってない……?」
未音「はいあげる! あたしがたまにこうやって鍛えてあげてんだから、とっとと喉強くなりなさいよ!」
結々「は? 毎朝はしないくせに時々あるこの朝のウザ絡み、私のためだったって言うの……?」
未音「当然」
結々「……いいの? 私の喉が強くなったら、もう未音に役来ないかもよ」
未音「はぁぁぁあ? 勘違いしないでよね! あんたが長編モノやれなさすぎだから、こうやって手伝ってあげてるんでしょ!」
結々「あぁそう……へぇ?」
未音「こんの……っ!」
結々「のど飴ありがとう、未音」
未音「っ! 結々ね! こんなに天真爛漫でキュートなあたしのこと、腹黒とか性格悪いとか言ってくれるけど、結々も相当だからね!?」
結々「(掠れ声)未音には負けるよ……」


チャレンジ成功だと思います!今日の話もけっこう気に入りになりました。特に、我ながら「読んでみたい」台本になりました。いつか叶えよう……。

さらにこの縛りもいいかもしれないですね。台詞の指定が少ない分より自由にできる気がします。これからも楽しく書いていけそうです。

それでは本日はこのへんで。もしこういう話を読んでみたいとか、もう少し説明してとか、いろいろお話したいこと、聞きたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださったらうれしいです!

それではまた来週。授業が始まったすぐのお休みでお会いしましょう。

(ちょっと宣伝。GM役で出てるのでぜひ聴いてね。→Radio Drama デス・ライヴ


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