【活動紹介】越智の1年間⑤ ~1回生ラジドラと学祭編~

皆さんこんにちは、越智です。
オンライン授業が始まってから、もうすぐ2週間になろうとしていますが、どのようにお過ごしですか?
越智は、時間割があって強制的に学校に拘束される生活が、なんて楽だったんだろうかと、今さらになって思っております…。

そんな怠惰な越智の話はさておき、今回は⑴1回生ラジドラ、⑵学祭についてお話ししたいと思います。
OHBの行事も、もう11月まできました。残すところあとわずかです!
では、早速いってみましょう!


⑴1回生ラジドラ:恥を捨てろ!最初で最後の、全員出演だ!

ラジドラとは、ラジオドラマの略でございます。すなわち1回生ラジドラは、1回生が制作するラジドラということです。
Nコンの作品も〆切ギリギリに提出を終え、夏合宿も終え、夏休みはあと1か月。さて、遊ぶぞ~!

という暇は、残念ながらありません。特に脚本を担当する人は、ありません。
というのも1回生ラジドラは、11月はじめ頃の学祭時期に発表するものなのです。
10月から脚本を書き始めると、どうあがいても、おそらく間に合いません。
そういう訳があって、脚本担当は夏休みを返上して脚本を書きます。ここでやっとスタートラインです。

初心者からOHBに入り、自然な流れで(?)脚本を担当することになった私は、当然脚本を書くのなんてはじめてでした。
ですから、脚本の書き方を本で勉強したり、先輩に聞いたりするところから始めました。
類稀なる才能を発揮し、脚本初執筆にして最高の作品を仕上げた人も中にはいましたが、私は全くうまくいかず、ダメダメ脚本家(?)でした。
そんな私の脚本でしたが、「ここはこんな風にしてみたらどう?」とキャストや技術さんからご意見をいただいて、なんとか収録までこぎつけました…。ここまでくるのに10月中頃までかかりました。
その節は、みんな本当にありがとうございました!ご不便おかけして大変申し訳なかったと思っています…。
特に技術さん、本当にすみませんでした。今でも猛省しております。

そんなこともあり、大急ぎで収録するわけですが、ここで注目したいのが、タイトルにもある通り「全員出演」であるというところです。
つまり、課や班の隔てなく、同じチームの全員が、たった1行のセリフだけでもいいからとにかく全員が、出演するのが必須なのです!
これはおそらく、引退まで通しても最初で最後のことだと思います。貴重な機会です。
全員が同じことをやってみるというのは、異文化理解のようなもので、普段は「う~ん、もっと雑音を減らして話してくれないかな…」と思う技術さんも、その難しさを改めて体感できますし、「なるほど…脚本を書いたときはこう演技しようと思っていたけれど、みんなの演技を見ていたら、こっちの方がいいかなぁ」と、勉強になったりもします。
脚本担当として興味深かったのは、収録の回数、脚本の読み込みを重ねれば重ねるほど、キャストの入り込み方、演技が進化していくのを目の当たりにしたことです。あのときのキャスト2人は、本当にかっこよかったな~!
もう一つ、クスっと笑えたこともあります。私のチームの技術さんは、無類の鉄道好きで(活動日記で鉄分補給をしているあの方です!)、登場人物たちが駅で待ち合わせをするシーンで、構内アナウンスを彼自身が収録していたことです。なんとも様になっていて、それがなんだかおもしろかったですね~(笑)。ぜひ、またお聞かせ願いたい!

さて、収録はなんとか完了しましたが、ここからが大変です。〆切との戦いが始まります。
脚本担当としては、細かいところまでこだわりたい、一方技術さんとしては、莫大な作業量と対峙している、こだわりと作業量のせめぎ合い…!
これぞ醍醐味!といった感じですが、当時は、技術さんが遠い目をしたり体調を崩したりする姿を見て、日に日に罪悪感が募りました(笑)。全てのしわ寄せがくる技術さん、いつも嫌な顔せずご協力くださり本当にありがとうございます…!
こんなこともあり、今、私が動画編集や音声編集を勉強するに至っています。いつの日か、自ら助っ人になれる日を夢見て…!

1回生ラジドラは、1回生最後の試練です。大変ではありますが、試練ですから失敗なんてありません。
どんな結果であれ、すべて成功です。そこから学べばいいだけです!
そう割り切って、新入生にはぜひ、楽しんで取り組んでもらいたいですね。


⑵学祭:うどん屋さん!声が枯れてもがんばるぞ~

学祭と言えば、出店ですよね。OHBでは、うどん屋さんをします。
実は学祭の準備は、2回生で担当幹事になれば、5月頃から準備が始まっています。
越智は、2回生になって学祭の担当になっているので、本当は5月から準備する予定でしたが、世の中が大混乱で、今日の健康、明日の健康も危うい昨今、学祭の準備ができる状態ではもちろんありません。ですから、まだ何も準備していないのが現状です。
というわけで、一気に9月までタイムスリップしたいと思います。

9月になると、材料をどこで仕入れるか、周辺のスーパーなどを走り回り、値段を調査します。そしてだいたい決まったところで、レシピを決めるための試食会開催です。
この試食会には例年、次の年度の担当幹事も参加することになっているそうで、越智も参加しました。
試食会では、おつゆの濃さを調整したり、麺のゆで時間を調整したりと、試行錯誤しながら、おいしいうどんを食べられます。
担当幹事の先輩のお家にみんなで集まって食べたので、その当時流行していたラブコメアニメを観て談笑しました(笑)。

そして、11月に行う1回生ラジドラの発表会のセッティング(学校の合宿所を借りるのか、部室を使うのか…etc.)も、学祭の担当幹事のお仕事なので、そのあたりのことも考え始めます。
会議に度々出席し、前日の準備、当日の流れを把握し、部内のシフト組みなどに翻弄され、やっとこさ学祭本番を迎えます。
当時のことで鮮明に覚えているのは、学祭の担当幹事の1人が、直前で風邪をひいてしまっていて、しんどそうだなぁと周りが心配していたところ、当日の朝にはすでに、声が全く出なくなっていたことです。
呼び込みで声を枯らすのは越智も経験しましたが、なんとその前にすでに声が出ないというのには、すごく驚きました。
ご本人はあっけらかんとしておられましたが、周りは狼狽していました…。何せ、スマホのメモ帳で筆談をするほどでしたから(笑)。

うどんは、やっぱりお昼ごはんの時間がよく売れて忙しいですが、OB・OGの方々や、顧問の先生もいらしたり、ときどき部員の兄弟姉妹やお友達も来てくださったりと、楽しいサプライズもたくさんあります。
学祭の2日間は、1日が終わるのがあっという間ですごく楽しかったです。
楽しさの余韻に浸りながら出店のテントたちを畳み、一息ついたと思ったら、担当幹事の方々は食券の枚数を数えるなど、諸々の集計をしなければなりません。学祭の後に、数日間休みがある、というわけでもないので、この作業には1週間程度を要するそうで、収支報告を見た時は、来年自分もこれをするのか~と、プレッシャーを感じました。
ただ、学祭は間違いなく楽しいです。非日常感がたまりません。ぜひ体験してもらいたいです。学校がまるで別の場所みたいで、とてもおもしろいですよ!


さて、今回も安定の文字数でしたが、以上を踏まえて私がお伝えしたいOHBのすきなところは、ズバリ2つです。

その一、 みんなの進化を目の当たりにできるところ
その二、 おいしいうどんが食べられるところ(?)

次回は、⑴クリコン、⑵1~3月の試行運転の2つをお送りします。
今回も、ここまで読んでくださってありがとうございました!
もう越智が2回生になってしまいます…!あっという間でしたね。
それでは次回もお楽しみに!