11月7日(土)の活動内容と”鉄分”補給-デルタ線-

こんにちは。
広報の秋山です。

しばらく、ブログをお休みしていました。
これから先は土曜のみの更新となりそうです。
ちなみにこの記事のメインは活動内容の報告です。
“鉄分”補給は付録記事ですのでお忘れなく。苦笑

今日は、放送・技術のゼミを行いました。
放送・・・ラジオドラマの練習・収録練習(トーク)
制作・・・収録統括
技術・・・収録練習

技術ゼミでは、部室にある編集ソフトの体験を行いました。
エフェクトで遊ぶのはとても楽しいですね。

次回のゼミは11月11日(水)の予定です。
次回予告(14時30分開始)
放送・・・朗読の練習
制作・・・企画打ち合わせ
技術・・・番組編集
あくまでも予定です。

オンラインゼミ参加希望・部室訪問希望などは各SNSで随時受け付けておりますので、
ご利用ください。

部室訪問希望の方は、必ず事前連絡をお願いします。

オンラインゼミは基本水・土にZoomで開催しています。
希望のゼミ(アナウンス・朗読、放送、制作、技術)を明記の上、
各SNSでご連絡ください。

さて、”鉄分”補給。
今回は、デルタ線について。
皆さん、デルタ線を知っていますか?
デルタ線とは三角線ともいう列車の方向転換、列車の所要時間短縮のために使用されています。
前者の方向転換の例として、新大阪駅近くにある、
網干総合車両所 宮原支所ー尼崎駅ー塚本駅のデルタ線、
後者所要時間短縮の例として、宇多津駅ー坂出駅ー児島駅のデルタ線があります。
(児島方と坂出方を宇多津駅で折り返すことなく進むため。)

方向転換が必要な理由、
かつて存在した展望車の車両は起終点などで転換する必要がありました。
(展望車を進行方向後ろ向きにさせるためなど)
ターンテーブル(転車台)の装置を用いて方向転換を行うのが一般的ですが、
デルタ線を使って方向転換をする(三角線回し)と、
レールだけなので転車台よりも低コストになります。
(三角線用の用地は必要)

所要時間の短縮が必要な理由、
宇多津の例では、快速マリンライナーが児島ー宇多津(折り返し)ー坂出と進む必要がありました。
しかし、この短絡線(短絡線を付けてデルタ線になった)で、
児島ー坂出を宇多津駅を経由することなく進むことができます。
ただ、このデルタ線は宇多津駅構内という扱いなので、運転席などでは、
児島 宇多津 坂出と停車しない宇多津駅の表示があります。
(宇多津分岐点の通過時刻表示のため)
実際、宇多津駅の東端からデルタ区間が始まっています。

きっぷの運賃計算上も児島方から坂出方へ向かう場合は宇多津駅を経由する計算を行います。
児島方ー坂出(乗り換え)ー宇多津方へ向かう場合、宇多津ー坂出を二回乗る形となりますが、
こちらは運賃計算上の特例で計算に含めないことになっています。

同じような理由であるのは、近鉄の桃園駅ー伊勢中川駅ー川合高岡駅です。
(名古屋方から大阪方への短絡のため)
用地があれば簡単にデルタ線は作れます、安いので。
お近くのデルタ線が何故できているのか?
考えてみると新たな発見があるかもしれません。
※デルタ線が廃止になった例もあります。
(大元駅ー岡山駅ー岡山操車場、大元駅ー岡山操車場間廃止)
何故廃止になったのかも考えてみると面白いですよ。