皆さんこんにちは、長尾です。暑い日が続いていますね。暑い…暑すぎますね…。35度越えの猛暑日が続いていますが、まだ7月になったばかりという絶望的状況です。今年の夏は例年よりさらに熱中症に気を付けなければなりませんね。果たしてこの夏を生きて乗り越えられるのか…皆さんも頑張って今夏を乗り切りましょう！
さて今回のテーマは「外来語禁止ラジオ」です。いつもとは一風変わったラジオに仕上がっていると思いますのでぜひお楽しみください。それでは早速どうぞ！
次回のテーマは「リベンジ！長尾さん食レポ回」です。
リスナーの皆さん、僕に食べてほしいものは何ですか？皆さんからいただいたお便りをもとに食レポに挑戦したいと思います！ぜひラジオネームと共にコメントよろしくお願いします。
次回は7月15日金曜日に公開予定です。お楽しみに～
NBA選手紹介＃５
さあ1年ぶりのNBA選手紹介、5人目に紹介するのはこちらの選手です。
ニコラ・ヨキッチ 1995/2/19（27歳） 211㎝ ＃15
デンバー・ナゲッツ所属
ヨキッチはセルビア出身のセンターです。Jokic’という英語表記から愛称は「JOKER（ジョーカー）」戦い方はまさにヨーロピアンセンターの究極系と言えます。機動力はあまりないものの、得点・アシスト・リバウンドのすべてをこなします。センター選手ながらすでにトリプルダブル達成ランキングでは歴代トップ10に入っています。彼がコートに立つと戦況が変わる、まさにジョーカーなのです。
彼の強みは、圧倒的な視野の広さとスキルで繰り出されるパスです。彼のハイライトを見るとそのアシスト能力の高さに度肝を抜かれることでしょう。味方のカッティングに合わせ、絶妙なタイミングで正確なパスを出して得点をアシストします。またリバウンドからの得点や得意のアウトサイドシュートを活かして自らも得点を量産します。その支配力から、2020－21シーズンと21－22シーズンに2年連続でシーズンMVPを受賞しました。ヨキッチは現役選手の中で最も影響力のあるセンターなのです。
彼のプロバスケ選手としてのキャリアは2012年にセルビアの国内リーグで始まりました。それからABAリーグでの活躍を経て、ついに2014年のNBAドラフトでデンバー・ナゲッツから指名を受け、NBA選手の仲間入りを果たしました。しかしヨキッチの指名順位は41位。今の活躍からは想像できない低い順位での指名でした。
迎えた2015－16シーズン、ヨキッチは周りの懐疑的な目を払いのけるような活躍を見せ、チームの中心選手に定着。オールルーキー１stチームに選出されました。16－17シーズンにはNBAで自身初のトリプルダブルを達成。MIP投票でも2位に選ばれ、リーグでも有数の万能ビッグマンとして成長しました。
ヨキッチの成長と共にチームも強くなっていきます。2018－19シーズン、ヨキッチは初のNBAオールスターに選出され、チームも久しぶりのプレーオフに進出します。相棒のジャマール・マレーとの1・２パンチで西Cセミファイナルまで勝ち進み、デミアン・リラード擁するポートランド・トレイルブレイザーズと対戦します。第3戦には４回のオーバータイムの激闘を演じた両者の対決は第7戦までもつれ込む大接戦となりましたが、ナゲッツは惜しくも敗退してしまいました。バブルで行われた19－20シーズンのプレーオフでもヨキッチとマレーが大活躍。西Cファイナルまで駒を進めます。しかしそこに立ちはだかったのがその年優勝を果たすロサンゼルス・レイカーズでした。レブロン・ジェームスとアンソニー・デイビスの強力デュオを筆頭に優秀なロールプレイヤーを揃えたレイカーズに対し、ナゲッツは苦しみました。結局1勝4敗で敗退してしまったナゲッツですが、マレーとヨキッチのデュオは今後も楽しみな要素でした。
20－21シーズン4月、相棒のジャマール・マレーが左ひざの前十字靭帯（ACL）を断裂する大けがを負ってしまいます。相棒を欠いたヨキッチですが、彼はチームを引っ張りました。2回戦でサンズにスウィープされますが、1回戦でブレイザーズに4勝2敗で勝利して雪辱を晴らしたのです。また自身初のシーズンMVPにも選ばれました。21－22の今シーズンもマレーを欠いたヨキッチでしたが、相棒の分までチームをけん引。2年連続のシーズンMVPに輝きました。
今年のプレーオフでは僕の推しチームゴールデンステイト・ウォーリアーズに1勝4敗で敗れたヨキッチとデンバー・ナゲッツですが、来シーズンに向けて補強を行っています。またジャマール・マレーの復帰も予定されています。万全の体制で挑む来シーズンのナゲッツには期待を抱かざるを得ません。そしてヨキッチは今後優勝を果たすことができるのでしょうか。皆さんもぜひ注目してみてください！