5月15日(土)の活動内容と”鉄分”補給-営業係数と黒字赤字-

岡山県が緊急事態宣言区域となったため、
OHBの対面活動再開は先送りになりそうです……
情報が入り次第、各SNSや見学・体験ページにてお知らせいたします。


個人的な希望では、コロナが早く収束したら、
E4系Maxに乗るために旅行しようかなぁと思っていました。
どうやら叶わぬ夢になりそうです……
次に直接見れるとしたら、鉄道博物館かなぁ……
早く収束しないかなぁと家に籠りながら想う日々です。


こんにちは。
広報の秋山です。

本日は、放送・制作・技術のゼミを行いました。

放送ー六月祭企画原稿を用いた練習
技術ー編集講座・収録等で注意することの共有
※六月祭は、OHBが六月に行うイベントですが、
今後のコロナ情勢をもとに開催判断を行います。

技術では、
先週設定した、編集課題の意見交換を行いました。
また、今後予定されるイベントなどで、
技術面で気を付けることを共有しました。by担当者

次回のオンラインゼミは5月19日(水)です。

次回オンラインゼミ予告
14:30-開始予定
放送ーニュース原稿を用いたアナウンス練習
技術ー番組視聴会

続いて、新歓関係の宣伝です。
詳細は各SNSやgmail等でお問い合わせください。
見学・体験ページも合わせてご覧ください。
次回のオンラインゼミの内容予告も行っています。


新歓動画の公開も行われています。
是非、ご覧ください。
校友会に掲載の動画はこちらから
岡大放送文化部のYoutubeチャンネルはこちらから


さて、”鉄分”補給。
今回は、営業係数について。

みなさんが普段使う路線、赤字路線ですか?黒字路線ですか?

正直、よく分からないと思います。

銚子電鉄のように明らかにまずい鉄道会社なら赤字だと分かるでしょう…
現に、銚子電鉄ではグッズ販売による収益が鉄道事業を支えています。
銚子電鉄のぬれせんべいは経営危機を救ったほどですしね。
興味のある方は、是非調べてみてください。

鉄道会社を会社として見ると、決算報告で赤字か黒字かは分かります。
ところが、路線ごとに赤字か黒字かというのは厳密には分かりません。

そこで、少しでも分かりやすくするために考えられたのが、
営業係数というもの。
路線ごとに、「100円の収益を上げるために、何円経費がかかるか」を算出します。

これだと、飲食店といったどの店・職業にも応用できますね。

営業係数を算出し、企業側が公表している路線もありますが、
ほとんどの鉄道会社は公表していないです。

岡山県内のJR西日本各線で考えると、
山陽新幹線(新大阪ー博多)
山陽本線(神戸ー下関)
伯備線(倉敷ー伯耆大山)
赤穂線(東岡山ー播州赤穂ー相生)
宇野線(岡山ー宇野)
本四備讃線線(茶屋町ー児島)
津山線(岡山ー津山)
吉備線(岡山ー総社)
芸備線(備中神代ー広島)
姫新線(新見ー姫路)
因美線(東津山ー鳥取)
といったところ。

岡山県内の路線なのに区間は岡山県内ではありません。
この理由は、営業係数は
“路線”ごとに行うためです。(JR西日本管内ごとでもある)
公開されている資料も路線ごとの輸送人員となっているため、
区間ごとの輸送人員は算出できないのです。
そのため、世の中、SNS等で公開されているのは、
公開されている情報からできるだけ近づけた値であり、
参考値です。

あくまでも参考値です。

大事なことなので二回言いました。

新幹線を除いた在来線で考えた時、
岡山県内の上記の路線で黒字なのは
おそらく本四備讃線のみ、
しかも、本四備讃線でも怪しいところです。
(秋山が何となく計算した結果、算出方法により違いがありますのであくまでも参考に。)

日本では、近年、鉄道路線の廃線を進めている地域もあります。

そんな路線を、営業係数で考えてみてください。
100円利益を上げるために、500円とか1000円以上かかったりする路線になったりします。

参考値ではあるものの、
経営や存続が厳しいことが分かるかと思います。

このコロナ禍で、鉄道事業は更に厳しく、
特に平常時の赤字路線は経営危機状況にまで陥っています。

乗りに行こうとは言いませんが、
普段動いている鉄道事業が苦しい経営危機に陥っているということを知ってもらえればなと思います。
そして、コロナが収束すればぜひ、鉄道を利用していただければなと思います。

今回はこの辺で。

引き続き、”鉄分”補給へのリクエストを募集しています。

今回の、記事は、算出方法など考え方の違いで結果・見方が大きく異なります。
皆さんの、独自の見解などがありましたら教えてください。


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